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  蓮誕まであと・・・

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side キョ-コ


スパから…ここまでの移動時間。タクシーの中で赤裸々に語られたのは…


「いい?キョーコ…好きな人との愛あるセックスはね、女をきれいにしてくれるのよ?


蓮ちゃんは上手でしょう?あの子は小さい頃から何でもそつなくこなす子だったから…


女の子はね、男と違って誰かれ構わず欲情しない代わりに、特定の…そう愛する人とのエッチを重ねるうちにどんどんエッチになっていくのよ?それがセックスのうまい彼なら尚更!


それはね、恥ずかしいことなんかじゃないの。


女性の性欲って男性によって開発されていくものなんだから!


それにね、女性ホルモンの分泌が活発になって、いつまでも若々しく綺麗でいられるのよ。私みたいにね。

たまには…キョーコから誘ったり…そうね。いつもされるばっかりじゃなくて…してあげるのもいいと思うわ。


エッチな女の子を嫌いな男なんていないんだから!相手が好きな子であれば尚更喜んでくれるものよ?」


そう云って…私にはこれ以上説明できない~~~っっような…いろいろな技を披露?!伝授してくれた。


ホント…タクシーの運転手さんが日本語が通じない人でよかった…。///




だけど…ここ数日のわたしのモヤモヤ…は恥ずかしい事じゃないんだ…って言ってくれたみたいで…少しほっとしたの。だって…こんなことばっかり考えてるなんて…破廉恥極りないじゃない!!


今までの私じゃ考えられない…そうよ!私の体をこんなエッチな体にしたのはあの人なんだもん。


責任とってくれるって…言ったのに…


私が言ったあの日以来…結局…///




正直…監督やみんなにお膳立てされて…ってのが…恥ずかしすぎるけど…


せっかくこんなに素敵なところなんだもの…


旅の恥はかき捨て…ここは日本じゃないんだから…少しは私も積極的に攻めてみたって…いいよね?


されるがままなんてやっぱり悔しいし…上手くできるかわからないけど


碧子さんの技…試してみるわ!!





『 明日の6時に迎えに来ます。 素敵な夜を…


  PS 私の教えを無駄にしないこと!!  碧子より 』




碧子さんのメッセージを見て…恥ずかしさのあまり最初は絶句してしまったけど…


『師匠!!私頑張ってみます!!』 と闘志を燃やしていると…クオンが




「というわけだから…ご期待に添うとしようか…キョーコ」

いつになくさらっと言った。




「?」


何だろうこの違和感…いつもならここで帝王が降臨するところなのに…今日の彼は変わらない。


「こっちにきて…せっかくだからここの絶景を楽しもう?」


オーシャンフロントの大きな窓から見える無数の星たちは…白い砂浜をうっすらと照らしだし…暗闇に染まった海に見えるのは穏やかな波の白さだけ。


私の手を引いてテラスへと向かう彼の横顔に…エッチなことを考えてたのは私だけだった?!と、気恥ずかしさが込み上げる。




扉を開けて…潮の香りを感じながら…空を見上げれば降りそそぐような満天の星空…

私の下心なんて吹き飛ばしてしまうような…星空の美しさに目を奪われる。


「今はちょうど…ペルセウス流星群の活動時期だから…滞在中に流れ星を見ることができるかな?」


テラスの先端に手を置いて…空を見上げる。


「きれい…」


うっとりするような大自然の織りなすその美しさに酔いしれる…


砂浜と海と…降ってくるような星空…まるで…今この世界には二人だけしかいないみたいな静寂…


この世界に私と…クオンだけ…そう感じてしまうような…


サワワワ…と肌に気持ちのいい夜風が木々を揺らして、私を包み込むように後ろから抱きしめてきた彼が…星空を隠す。


空から降ってきたのは…星じゃなくて…キスだった。


優しいキスがシャワーのように私に降りそそぐ。




さっきまでの私の中の燻りは…潮風に溶けて…私を包む彼のぬくもりに癒されていく。




「ここ…南太平洋に暮らすポリネシアの人々の間に伝わる素敵な愛の儀式を聞いたんだけど…試してみる?」


「?」


「幸い…俺達を邪魔するものは何もないし…ゆっくりキョーコを感じることができるしね?」


時間さえもゆっくり流れているかのような…そんな南の国特有の開放的な雰囲気は…いつもより私を大胆にさせる。




彼の瞳に誘われて…一枚…一枚…この身を隠すものを解き放ち…生まれたままの姿へとなって…彼の胸へとその身を預ける。


逞しい彼の体に包まれて…ゆっくりと心地よい泡の中へとその身を沈めていく。


彼の手が私の敏感な部分をわざと避けるかのように…


ゆっくりと…体のラインをなぞっていく。


降りそそぐような星空の下…彼の優しいキスが少しずつ深くなっていって…


彼の指の動きのもどかしさに気分だけが高揚していく。


少しずつ…ゆっくりと彼の手が…指が…私の欲しい場所へと近づく。


直接触れられたわけじゃないのに…満ちていくのがわかる…。


早く…触れて欲しいと…おねだりをするかのように…


「焦らさないで…?」


と…つい口を衝いて出てしまった言葉…


あなたが欲しくて堪らないの。




「愛してるよ」




そう云って唇を塞ぐ彼に…私は…


濡れたカラダ…水面から出てきた彼自身に手を当てて…


彼の唇からその舌先を彼の首筋へと這わせて…


近づいていく…初めての行為。




「キョー…コ?」




彼の逞しい胸の先端を艶めかしく口に含み…覗き込む。


彼の切ない顔を…声を…この目と耳に刻むように…艶めいた瞳で見上げる。


今日の私は…いつもの私じゃない…。


彼が焦らすなら…私が主導権を握る。


いつもは…私がされている行為…


彼の乳首の近くに愛咬の痕を残す…


そしてさらに舌を這わせ…彼自身を口に含み…舌先で彼を味わう。


初めてのその味は…少し苦い。


だけど…私に触れて…激しく掻き混ぜて欲しいと…


その想いを乗せて…愛しい彼をその口いっぱいに咥え込む。


慣れないその行為は…たどたどしくも彼に快楽をもたらしているようで…


さらに大きさを増した彼が私を求めだす…はず…




「キョーコ…いけない子だね?そんなこと覚えてくるなんて…」


頭上から降ってきた言葉に私は抗う。


「だって…欲しいんだもの…えっちな女の子は嫌い?」


見上げたその先には…帝王の彼がいた。







side 蓮




ここに来る前に…スタッフから聞いた話題になってるというポリネシアンセックス…この地方の人々が昔から愛する人と愛を高める為に行なってきたというというその行為は…まだ若い俺達には早かったのかもしれない。


ただ…愛を感じ合えるならば…やり方なんてこだわる必要もない…


こうしてキョーコからこんなに求められただけでも…試した価値はある。


先日といい…最近のキョーコは…彼女からの愛が感じられることに喜びを隠せない。




キョーコが…その扇情的な目で俺をみつめ…俺自身へと手を伸ばし求めてくれる。


この南国の雰囲気が彼女の中の女を引きだしたのか…


いつもじゃ考えられない彼女のその行動に驚かされる。


欲望に忠実…


本音を包み隠さずに本能のままに求める…愛しい君を。




ジャクジーからベッドへ移動して…濡れた身体のまま…シーツの海へと泳ぎだす彼女を掴まえる。


彼女の足先を口に含み…持ち上げた太腿をなぞる…


そして彼女自身の雫で濡れたそこへ口づけ…その雫を味わう。


「はあっあぁんっ…もっと…おねがい…あっぁん…」


彼女の可愛い啼き声に…煽られる。


舌を差し入れ割れ目をなぞり…十分に潤んでいるソコへ…


ゴムをつけて自身をあてがう。


一気に貫いて…そのまま…更に胸へと手を伸ばし…胸を優しく愛撫する。


彼女を抱き起こし…その胸に顔をうずめて…


舌先で刺激する…彼女の弱い部分を…


快楽の波に呑みこまれた彼女が俺を締め付ける。


まだ…まだだ…気を抜くと逝かされそうになる…


吸いつくように俺自身を絡め取る彼女の中で…


溶けあうその瞬間まで我慢をする。


俺を咥えたままの彼女が…胸への愛撫で達したのを確認すると…


片手で支えながら腰の動きを激しくさせていく。


腕の中で上下する彼女のその表情に煽られながら…


加速していくその動きに…


「あっ…あっあぁん~だめぇ…またっあぁあぁん…いっ…ちゃぁ…う」


「一緒に…はっ…ぁっ…はっ…いこうっ…キョ-コっ!!」


「いやぁん…はあっっああん~~~っ!!」


キョーコに覆いかぶさるようにベッドに倒れ込む…


とろんとした目で俺を見上げたキョーコが


「好き…だいすき…クオンっ…」


キスをねだるその仕草に…柔かい笑みが零れる。


「俺も好きだよ…キョーコ」


そして唇をまた重ね…舌を絡め合う。


彼女の中でまた反応しだす俺に…


「やっぱり…こうじゃなきゃ…貴方らしくない。」


ふふふって笑う彼女に…


「その余裕…いつまで持つかな?」


にやりと笑って見せた。




そうして…恋人達の熱い夜は…まだまだ続くのであった。 




『碧子さんの差し入れに感謝しなきゃだな。』


キョーコに見せた手紙…その裏には…




『 蓮ちゃんへ


  監督からのサプライズを楽しんでね。


  私からの差し入れはこの引き出しの中に!!


  明日も撮影があるんだから…ほどほどにね。  碧子より 』




引き出しにはアレが…!!


思わず苦笑いしてしまったが…1箱か…よしっ…と




笑う…帝王の彼がいたのをキョーコは知らない。




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