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『明日はゆっくり寝ててくれて構わないよ…?
いつも俺より遅く寝て、朝は先に起きて…美容にだって悪いんだし』

明日の入り時間は午後から…撮影は26時を回っていたそんなある日の帰り道。
うつらうつらとタクシーの中でも居眠りをしそうになってた私に、カインじゃなく敦賀さんが云った。
それは、ホテルに着いた私達が二人きりのエレベーターの中で交わした会話。

『そんなことできませんっっ…後輩の私が、つ…兄さんより遅く起きるなんて…』

そう応えるとジーッと私を見つめたまま、フゥーッと敦賀さんは溜息をついた。
そして、エレベーターはいつもの階に到着した。

チン…ドアが開いて部屋へと向かう兄さんの後を歩く。

部屋へと入ったところで、兄さんが突然振り返り、私の顔を覗き込んで云った。

「ずっと寝不足の日が続いてるだろう?
・・・それともお前は、わざと俺を焦らしてるのか?」

「兄さんを焦らす?」

首を傾げて尋ねると、兄さんはプイッと顔を背けて呟いた。

「…セツの、可愛い寝顔が見たい…っ」

「なっ///」

って!!なんでそこで拗ねた顔するんですか~~~~~っ///

そんな可愛い顔で拗ねないで下さいっっ…寝顔なんて…見られたくないんですっ。

敦賀さんを膝枕したあの日、具合の悪かった敦賀さんを差し置いて私のほうが居眠りしてしまった失態を思い出してダメダメと首を振る。

だけど、寝不足なのは事実で、一人でいるときに立ったまま寝てしまう技を披露してしまうほど…
本当はメイクで隠してるクマも気にはなってたのよね…。

「俺に心配をかけるな…ちゃんと起こしてやるから…」

そういわれて、ハッとした。
気を抜くと睡魔に襲われてしまって、ボーとしてる事が増えてきたことを心配されてるんだ。
それに、兄さんにそういわれたら…それに甘えないなんて、セツじゃない。
そう思い直した私は、兄さんに素直に甘えることに同意した。

「兄さん…ありがと」

とは云ったものの…兄さんが眠ったのを確認した後、私はまた起き出して、遅れてしまった授業のプリントをして…結局、眠ったのは朝方近くになってしまった。

                そして、その朝、事件は起こった。

「 時間だ。今すぐ起きるか、一日俺とベッドで過ごすか…選べ。 」

そう耳元で囁かれた私は硬直した。

だって、目の前には兄さんの顔が…
ありえないくらい至近距離に端正な顔があって心臓が飛び出すかと思った。

…なんで私、兄さんの腕枕で寝てるの~~~~~~??///

状況を理解できなくてプチパニックを起こしてしまった私は目をぱちくりさせたまま、兄さんからの問いかけに答えられずにいた。

すると、兄さんが           

「そうか…一日、俺とベッドで過ごしたいんだな?」

そういった兄さんは、不敵な笑みを浮かべ、私の頬をやさしく撫でてた後、チュッとキスを落した。

「~~~っっ///」

チュッというリップ音と共に頬に触れた柔らかい感触に…私は吃驚してベッドから転げ落ちた。
そんな私を見て兄さんはニヤリと楽しそうに笑う。

ま、また…からわれた??

そりゃ敦賀さんからしたらほっぺにチューは挨拶みたいなものでっっ

だけど、日本人である私にはって前にも云ったのに…っっ て、違うわ!

今の私はセツなんだからっっ・・・こんなことなんでもない…

日常茶飯事にこなせなきゃいけない事なんじゃない?

そうよ…大好きな兄さんが私を甘やかしてくれる…。

           セツだったらどうするの?

兄さんが横たわるベッドに戻った私は…兄さんの腕に潜り込んで可愛く拗ねてみせた。

「もぉっ…キスは口にしてくれなきゃ、起きない…」

頬を染めながら、尖らせた唇…

固まってしまった兄さんは次の瞬間、嬉しそうな笑みを浮かべて

「それも悪くないな…」

そういった後、優しくセツに触れた…。

その後の二人がどうなったのかは… 二人だけの秘密。

~FIN~
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