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このお話は、サブブログに掲載していた『ifシリーズ ~ 不埒な僕らは嫌いですか?』
という企画もので、プロローグの場面から、分岐していくストーリー…です。

蓮キョ以外は受け付けないの~~という方には、ここでリターンをお勧めします。

プロローグ は → コチラ 

以下、お話は追記からどうぞ~♪

『 あいつは突然やってきた 』  Version 尚  ACT.1

突然1台のバイクが目の前に止まった。
共演者たちと別れて、京子からキョーコヘと戻った私の前に立ちはだかる男…
訝しげに見上げるとその男から聞きなれた声が聞こえてきた。

「キョーコ…お前に話がある。」

「…ショータロー?」

私の声に頷いたその男が、ヘルメットを差し出してきた。

「乗れよ?」

そのヘルメットをじっと見て…私は言った。

「嫌よ。なんで私が?私はあんたに用なんかないの!
…帰るんだからどいてくれない?」

そういってショータローの脇を通り過ぎようとした私の腕を、ショータローが掴んだ。

「ちゃんと送ってやるから…乗れよ?」

キッと睨みつけて言い放つ。

「あんたと一緒にバイクだなんて…私はね、まだ死にたくないのっ!!」

これから女優として、一流の女優になるって夢があるんだから…っ
いうことを聞かない私に腹を立てたショータローが言った。

「ムッ…そうか、じゃあここでヘルメットを脱いで大声で叫んでやる。
明日の朝刊にはまだ間に合うだろ?
お前の初スキャンダルの相手になってやるよ。」

「ちょっ、ちょっと何を叫ぶつもり?…わかったわよ、乗ればいいんでしょ」

私の手を離したショータローはヘルメットを渡すとバイクに跨って言った。

「そうだ、最初から素直に乗ってれば…こんなことで手間をかけさせんなよ」

…こいつはっ!本当に昔から変わらないわ。
人の都合なんてお構いなしで…っっ
バイクに乗った私にショータローが振り返って言った。

「しっかりつかまってろよ?
お前だってケガなんかしたくないだろ?…女優なんだしよ」

「わかってるわよ」

こうして、バイクは夜の街を走り出す…。
ショータローの背中から伝わる体温…いつもの口ゲンカ…
久しぶりに会うというのに時間を感じさせないこのやり取りにほっとするのは何故なの…?
私を取り巻く環境の変化に、変わらない態度で私に話しかけるショータローの言葉が心地よく響いてくる…だなんて…私、疲れてるのかしら…。


(Side 尚)

正直…俺は焦っていた。

ドラマで見たキョーコの変化に、そして周囲の男たちのキョーコを見る目の変化に。
ただでさえ、敦賀蓮やビーグルのあの変態に目をつけられてるっていうのに…
これ以上、キョーコに近づく男が増えることが許せなかった。

キョーコは俺のもの…そんなエゴイズムが通用しなくなってくる。

キョーコの中の俺の存在が、誰かにとってかわれるなんて思ってもいねーが…
色恋沙汰に疎いキョーコのことだ…。
気づいた時には手遅れなんてことだってありえる…現に軽井沢での出来事がそうだ。

もう少し俺が行くのが遅かったら…

あいつは、俺の刷り込みが効いてるせいか…
自分がどんなに誉められたって、それは役が評価されてるんであって
自分はあの頃のまま、地味で色気のない女だって思い込んでる。

確かに、役が憑いたキョーコは普段のあいつとは違う。
だけど、どれもキョーコに変わりはないんだ。
いろんな顔を持つ…俺の知らないキョーコが増えていくことに不安を覚えた俺は、いてもたってもいられなくなった。
だから、祥子さんに調べてもらって…こうしてキョーコを迎えに来たんだ。

あの夏の日、キョーコに想いを告げようとした軽井沢の朝…

『俺はもう 敗北感も絶望感も 誰にも感じない
誰にも負けない この先 俺がこの世で
俺を落とせる機会をやるのは キョーコ お前だけだ』

だから、俺だけをみて…俺を追いかけてこい。

そして、お前が俺に追いついたとき…お前を愛してると素直に俺が負けてやる。

あの日、敦賀蓮に邪魔されなければ、俺はキョーコに言ってたはずだった。

それなのに、お前が余所見なんかしそうになるから…
俺を刻みつけたやったんだ。
あの花束も、チョコも全部その為の小道具だった。
俺のことしか考えられなくするためのな…。

なのに、俺の想像以上にお前はいい女になり過ぎなんだよ。

他の男に目をつけられてるんじゃねえよ。
お前が誰のものなのか…わからせてやる。

…なんて、こんなのいい訳だ…俺はただ不安になったんだ。

キョーコが俺から離れていくんじゃないかって…
他の男に奪われて、いつかそれを後悔する日が来るんじゃないかって
…不安に駆られたんだ。

待ってやれる余裕がなくなった。
きれいになったお前を見て、俺のものなんだって実感が欲しくなったんだ。

だから…俺が負けてやる。

お前を俺の女にしてやるって…そう言う為に、お前を迎えにきたんだ。

今、俺の後ろにいるお前は思いもしないんだろうけどな…。

俺がお前を愛してるなんて…

憎しみは愛情の裏返し…なんだろう?
俺がその憎しみを全部受け止めてみせるから…
そして、お前の愛を…必ず取り戻してみせる。

→ 2話へ続く
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