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このお話は、サブブログに掲載していた『ifシリーズ ~ 不埒な僕らは嫌いですか?』
という企画もので、プロローグの場面から、分岐していくストーリー…です。

蓮キョ以外は受け付けないの~~という方には、ここでリターンをお勧めします。

プロローグ は → コチラ 

以下、お話は追記からどうぞ~♪
『 あいつは突然やってきた 』  Version 尚  ACT.2 


信号待ちをしてるの間、ショータローに聞いた。

「ねえ…どこに行くの?」

繋いだ腕の先を覗き込むように…身体を寄せて反応を待つ。
通り過ぎてきた交差点にはたくさんの人がいたけど、誰も私達には気づかなかった。
そんな街の喧騒から逃れるように静かな通りへとやってきていた。
信号が赤から青に変わる刹那、ショータローの声が聞こえてきた。

「俺んち…お前に聞かせたい…」

その続きは聞き取れなかった。
しばらくしてバイクは地下駐車場へと入って行った。
そのマンションは、敦賀さんのところと同じようにコンシュルジュが常駐している高級マンション。

私達が一緒に暮らしていたところとは比べようもない位…
これが今のショータローの家なんだ…。

秋から冬にかけて、不破尚不敗神話なんて記録を打ち立てた音楽界のカリスマなんだから…
当然といえば当然なんだけど、私はここまで登りつめなければいけないんだ。

少しは近づいたような気がしていたけど、まだまだ足元にも及ばない…そんな気持ちにさせられた。

芸能界という先の見えない、途方もない世界で追いかけ続けること…
ショータローの背中が遠くに感じた瞬間だった。

そんな私の手を引いてショータローが部屋へと連れていく。
リビングまで歩いていくと、ショータローが振り返って真剣な顔で私に言った。

「ここにいろよ」

「?」

きょとんとした私にふぅ~っと深いため息をついたショータロー。

( ムッ…何それ?どうして私が呆れられないきゃいけないわけ? )

ここにいろよってどういうこと?突然連れてきておいて、意味が分かんないんですけど!!

「言わなきゃ…お前にはわかんねーか…」

「って…何なのよ!!わかるわけないじゃない…話って何よ?
私だって忙しいんだから、早く済ませなさいよっ…帰るのが遅くなっちゃうじゃない」

(Side 尚)

キョーコを連れて、マンションへと辿り着く。

普通の女なら、こんな時間に男と二人きり…
言わなくてもどういう意図があって連れてきたか、気づくよな?

それがこの反応…って俺だからなのか?

幼馴染として過ごしてきた月日が長すぎるから…
一緒に暮らしてた時だって、男と女じゃなかったから。

俺とは…恋や愛などを伴った愚かな関係にはなり得ない…?

ビーグルを前にそう言いきったあいつには、俺は男として映っていないんだと思った。

ただの幼なじみ…?

俺を刻みつけるのが目的で奪ったキスは、確かに男と女のソレじゃなかったけどな。

俺が男だって…コイツは忘れてるんだ。
…いや…知らないんだ。
俺たちは…今まで…近すぎた…

大事なものに気づけないほど、近すぎて…そこにいるのがあたりまえの存在だったから。
だけど、今は違う。離れて…やっと気づいた。

俺にとって、キョーコが…どれだけ特別な存在だったか…

俺はキョ-コを…

「ここにいろよ」

俺のそばに、他の誰も映すなよ…その瞳に!
その心に、俺以外の男なんて…っ

怒って帰ろうとするキョーコを抱きしめた。

俺の腕の中で、驚いた顔をして見上げるキョーコの頬に手を添えて
じっとみつめ、優しくそっとその唇に触れる。

最初は暴れていたキョーコも、その長く優しいキスに大人しくなっていく。

そっと唇を離して…キョーコに告げる。

「お前が好きだ…だから、俺のそばにいろよ?」

→ 3話へ続く
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