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このお話は、サブブログに掲載していた『ifシリーズ ~ 不埒な僕らは嫌いですか?』
という企画もので、プロローグの場面から、分岐していくストーリー…です。

蓮キョ以外は受け付けないの~~という方には、ここでリターンをお勧めします。

プロローグ は → コチラ 

以下、お話は追記からどうぞ~♪
『 あいつは突然やってきた 』  Version レイノ  ACT.1

その日は午前中ロケに出かけた。
ある女子高を貸し切っての撮影・・・
ふと、教室の窓越しに誰かが見ているような気配を感じた。

まさか・・・ね?だってここは3階だし、窓の外に人が立ってるわけないもの・・・。

そう言いながらそこをなるべく見ないようにして過ごした。

気のせいよ…気のせい…。

だって誰も騒いでないし、あんなとこに男の人が立ってるなんて…ありえないもの…。
だけど、収録の間中、なんだかずっと視線を感じるような…そんな得体のしれない感覚に襲われていた。

スタジオへと戻ってからはその気配も感じなくなったから、忘れてしまった。

その日は隣りのスタジオで音楽番組の収録がされていて…
撮影の終わったツグミ達は隣りのスタジオを覗いてから帰るというので
私は一足先に帰ろうとしていた。

「それじゃ、またね」

共演者と別れて、一人になった瞬間・・・空気が変わったような感覚を感じた。

な…っ何!!? 何かしら…何だかとても嫌な感じがする……!!

とてつもなく忌まわしいものが迫りくるような……っ

こ…この感じは…っ

キョロキョロと辺りを見回して・・・誰もいないことを確認して…
ほっとした瞬間…

「ふぅ~~~~~~~っ」

ぞわわわわ~~っっと首筋に感じる吐息!!

ばっと振り返った私の前に立ち塞がった男は…まっ、魔界人だった!!

「ちょっ…ちょっとあんたっ…一体…何の用よ!!」

突然現れた魔界人にびっくりしつつも、どこかほっとしてる私…

?…なんで…?ほっとしてるのかしら…

自問自答しつつ、反応を待てど…ビーグルからの返事はない…。

ただ…ジーーーーっと私を見たまま何もしゃべらないその姿に…

「…何よ?」

首を傾げて訝しげに訊くと、魔界人はぽつりと呟いた。

「やっぱり…、仕方ないな…キョーコ…ついてこい」

そういって、私の腕を掴んだかと思うと道路に向かって歩き出す…。

「ちょっと!!ついてこいってどういうことよ??
それに…やっぱり…って何??…訳がわかんないんだけど!!」

そういうとピタっと足を止めてゆっくり振り返りながら…言った。

「おまえ…今日…変なものを見なかったか?」

その言葉にギクッと思わず身体が強張った…。

昼間、学校の3階の窓の外に立ってた男の人…なんとなく私を見て
ニヤッて…笑ったような気がしたの…。

気のせいだって、思い込もうとしてたのに…

「キョーコが昼間見た男…お前の近くにいるぞ?」

「ええっ?!」

私は思わず後ろを振り返って、辺りを見渡した。

・・・って待って・・・私…男の人だなんて…一言も言ってない…っ

「お前が、隣りでドラマの収録をしてるって…キヨラ達が騒いでいたから、観に行ったんだ。
その時に軽く追い払ったんだが…どうやらお前に付いてきたらしいな。
それは…色情霊だ。それも…ちょっとやっかいな…。
お前が今日行ったのは…女子校か?」

「…なっ…なんでそんなことまでっ」

「そいつはな…性への欲望が強すぎて…
その女子高でターゲットにする女を探してたみたいだぞ」

「ターゲット…って?」

そう私が聞くと・・・やれやれって顔でもう一度言った。

「…色情霊だと…言っただろ?
祓ってやるにも…今はその道具を持ってないからな…」

そう言うとまた私の手をとって歩き出そうとする…。
私はその手を振り払って言った。

「いやよっ・・・あんたについていったら何をされることかっ・・・」

キッと睨みながらそう言うと…少し険しい顔をしたビーグルが怒った口調で言った。

「・・・じゃあ、その男に犯されてもいいんだな?」

「/// なっ・・・何いってるのよ??」

「そいつは…お前を狙ってるって言ってるんだ・・・
初めての相手がそいつで構わないっていうなら・・・俺も構わんが・・・」

いやーな生温かい空気が私に纏わりついて・・・きているのを感じる。

…ビーグルとは違う方向から私を見る視線も感じる・・・。

気持ち…悪い・・・。

そんな、身に迫る危機を感じながら…私は…数か月前・・・
自分の生き霊を人質にとられた異常な事態を思い出していた。

確かに魔界人だけあって・・・特殊能力には秀でてる・・・。

それは身をもって経験したから・・・よくわかる。

魔界人と色情霊・・・この男のいうことが本当ならば・・・
これから一人でマンションに帰るのは…怖い・・・

さっきから感じてるあの嫌な視線が・・・
私の身体を舐めまわすように纏わりついてくる。

じっと、考え込んだまま返事を返さない私に・・・ふぅっと小さくため息をついて言った。

「本来・・・俺は金も獲らずにこんなことをしたりしないんだ・・・。
キョーコだから、俺の好きになった女が危険な目に会うってわかってて
放っておけないと思ったから、来たが・・・無駄足だったな」

そういって、踵を返そうとしたその袖を・・・掴んで云った。

「どこに・・・行けばいいの?」

「・・・道具は…うちにある」

魔界人の…家…。

どっちが危険なのか…どっちも危険な気もする…。
でも…今一人になるのは…怖かったから…。

「わかったわ・・・。私も連れて行って・・・」

「・・・あの角の車でミロクが待ってる・・・」

私はそう言って前を歩く彼の後を、不安を抱えたままついていった。

→ 2話へ続く
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