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※ 蓮×キョ以外のXXXなシーンがあります。蓮×キョ以外は受け付けないの~~という方はここでリターンすることをお勧めします。(みー)


Twin soul  ~君と出逢った奇跡~

【文章】みー


この広い世界でたったひとりの相手…元々一つの魂だった二人は出会った瞬間に惹かれ合い、一つに戻ろうとした。
抗うことのできない想いを抱えて…離れて暮らす痛みはまさに自らの半身をもぎ取られるのと同じ。

愛し合う為に男と女として生まれてきたのに…どうしてあなたは
           血の繋がった 兄(妹)なんだろう…。
目の前に置かれたのは、今度私が主演することになったドラマの台本。

タイトルは…『 Twin soul ~君と出逢った奇跡~ 』

運命の赤い糸で結ばれた相手が血の繋がった兄だった…という
病んでて禍々しい…あの兄妹を思い出すような二人を取り巻く恋愛模様を描いたドラマ。
そのヤンマガ兄妹をまさか、あの人と演じることになるなんて     …。

しかも、未だ明かされていないB・Jの正体…
あの時、共演した村雨さんが、兄さんの…敦賀さんの親友役だっていうのが笑うに笑えないわっっ!

社長は一体何を考えて、このオファーを引き受けたのかしら…
ううん、社長のことだもの…きっとおもしがってに違いないわね。

どうしよう…まさか、あの人の…帰国後第1弾のドラマで共演することになるなんて…
私は…どんな顔をして会えばいいんだろう。

あれから2年…
高校を卒業した私は、今や、LMEの看板女優なんて言われたりして…
ドラマや映画、それにタレント業をしながら、大学に通ってる。
大学へ進学したのは…学校側から推薦されたのと、
大学生活を送る事で演技の幅が広がるんじゃないかって思ったから。
何よりこうして忙しく過ごしてる方が気が紛れる…。

敦賀さんと会うのは1年振り…向こうで開かれた完成試写会にマリアちゃんや社長さんたちと一緒に参加して以来になる。

彼についた嘘…それが現実になるかもしれない…
ドラマの顔合わせを済ませた私にアイツが言った言葉は    

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

敦賀さんとヒール兄妹を演じて、一緒に暮らした日々…
私は自分の心の中で、あの人の存在が大きくなっていくのを恐れていた。

もう誰も愛さない…愛されたくないと頑なに恋愛を否定してきた私を彼はいともあっさり掴まえてしまった。

彼に愛されて…流されてしまうのは簡単だった。
だけど、私の中にはいつも恐怖があった。

この人に捨てられたら           …。

彼は何度も…私を愛してると云った…。
キスを交わし、彼と初めての夜も過ごした。
彼との日々は甘くすごく満たされたものだったのに、不安は消せなかった。

そして、その時に私はラブミー部を卒業したんだ。

だけど、半年ほど経った頃、彼に大きなチャンスが巡ってきた。
それはハリウッドからのオファーだった。
1年から1年半ほどかけて行われるという撮影のため、彼は渡米することになった。

寂しいけれど彼の夢を応援したい…最初はそう思った。
心配性で妬きもちやきの彼は不安で堪らなかったみたいだった。
その頃、どこからか私たちの関係を知ったショータローが
頻繁に会いに来るようになっていたから。

ある日、彼はそのオファーを断ると言い出した。

そのオファーは彼の夢だったのに…
そして、その渡米を心待ちにしてる人がいるのに…
だから、私は彼と別れて…ショータローとつき合うことになったって嘘をついた。

長い人生で考えれば一瞬のような時間も、
あの頃の私には…ううん、誘惑の多い業界の中だからこそ、とても長く感じていたのかもしれない。

不安はお互いの心の中にあったのに…それをうまく伝えることが出来なかった。

私は彼しか見えない女にはなりたくなかった…
お互いの事しか見えずに周囲を傷つけることも、迷惑をかけることもしたくなかった。

そのことで、私は…結果彼を傷つけ、ショータローも傷つけ、自分も傷ついた。

       彼はアメリカへ渡った。
彼が去って初めて、私は自分が愚かだったと知った。

どうして彼を信じることができなかったのか…
この想いが消えることはないのに、彼を手放してしまったことをずっと後悔してた。

そんな私のそばでショータローは優しかった。

一度だけ…そんなショータローの優しさに甘えてしまった。

だけど、その行為は、自分の中に残る彼を色濃く思い出させただけだった。

あれから私は、彼に恥じない演技ができるよう…彼の教えを守って一流の役者を目指してきた。

彼が戻ってくる…でも、いまさら彼のところには戻れない…。

私は捨てられるのが怖くて自分から彼を、捨てたのだから…
彼の仕事を後押しするという大義名分を自分に掲げて      


この仕事が決まったとき、配役はまだすべて決まっていたわけじゃなかった。

ただ、彼が兄役だと知ったとき、様子のおかしい私に気づいたショータローに台本を見られてしまった。
その時のショータローが、ひどく顔を歪めていたのを覚えてる。

そして、迎えた顔合わせ…まだ帰国をしていないあの人は後日合流ということで、ほっとしていたのも束の間、ドラマ初挑戦で主題歌を担当することになったと…ショータローが現れたときには、心臓が止まるかと思った。

ショータローが演じるのは、キスシーンだけじゃなくベッドシーンまである…主人公である私の初カレの役。

今はもう…あの人は私のことなんて何とも想ってないかもしれないけど…
別れる理由にしたショータローと役の上でもそんな演技を…彼と三角関係を演じることになるなんて…

( 怖い…彼がどう反応するのか、それを知るのが怖い…)

そんな思いに囚われてる私をショータローがどんな目でみつめていたか…
日本へと向かう飛行機の中で…あの人が何を思っていたのか…

この時の私は…何もわかってはいなかった。

→ 2話へ続く

2012.1.30 アイミル掲載作品
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