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※ このシリーズには蓮×キョ以外のXXXなシーンがあります。蓮×キョ以外は受け付けないの~~という方はここでリターンすることをお勧めします。(みー)

Twin soul  ~君と出逢った奇跡~

【文章】みー


俺があのコに初めて会ったのは10歳の夏だった。

ほんの数日一緒に過ごしただけの日本の女の子…それでも、彼女の事を忘れられなかったのは、きっと彼女が…俺の      

「 Twin soul 魂の片割れ…か」
日本へ向かう飛行機の中…俺は台本を見ながら彼女の事を思い出していた。

渡米すると決めた俺を見送りに来てくれたのはマリアちゃんと社長…
当然の事だが、そこに彼女の姿はなかった。

「それじゃ、行ってきます」

にこやかにマリアちゃんに告げた俺に、社長は厳しい顔で訊いた。

「後悔しないんだな?…約束は何も交わしていないんだろう?」

その言葉に、マリアちゃんと社さんが心配そうな顔で俺をみていた。

「そうですね…俺は振られたわけですから…」

そう応えると…社長はフゥッとため息をついて苦笑した。

「ったく、お前らは本当に…不器用だな」

あれから2年、隣りで眠っている社さんと俺は、二人三脚でアメリカに勝負をした。
俺が出演した映画はそこそこの興行成績を上げ、賞こそもらえなかったが、
俺もノミネートされ一定の評価をもらった。

まだまだ上には上がいる…

俺は映画の共演をきっかけに仲良くなった俳優仲間から、あるオーディションの話を聞き、当初の予定をオーバーしてアメリカに滞在することになった。
それらの経験は、俺のスキルアップに繋がったと思う。

俺が日本に来た理由…そして、彼女と別れてアメリカへ来た本当の理由…

俺が俺である為に…アメリカに戻ることは必要な過程だったんだと思う。

彼女は誰よりも俺をわかってくれていた…だからこそ、俺をアメリカへ行かせたかったんだろう。

だけど同時に…俺は気づいたんだ。

今の俺じゃ…あのコを守れない…

そう思った俺は、あの子の嘘に騙された振りをした。

キョーコと向き合う為には弱い自分も認められる…強い心が必要だった。
自分の闇に負けることがないように…俺自身が克服するしかない試練。

それにはまず…日本に来るときに自分に課した目標…
父さんの副産物としてじゃない自分が、どこまで通用するのか
自分の可能性を、自分のあるべき姿を見つけなければいけないと思った。

それを告げたとき、社長には…呆れ顔で、嫌味を言われたけどね。

「けじめか…その間に誰かに攫われても、俺は知らんぞ」

「…その時は奪い返してみせますよ…」

一緒に渡米した社さんには、すべてを打ち明けた。
俺の両親の名前を告げた時は、すごい形相で固まってしまった彼だったが、
しばらくしていろいろと合点がいったのか、うんうんと大きく頷いていた。
そして…アメリカに戻った俺はまず、両親に会い、それまでの親不孝を詫びた。

彼女が俺をアメリカに行かせたかった一番の理由は…
それじゃないかと思ったから…。

彼女が別れを切り出した本当の理由…
母親との確執を抱えてる彼女は、家族に対してトラウマがある…。

彼女が抱えてる不安に気づいていなかったわけじゃない…
そう…根はもっと深い所にあったんだ。

あの子を支えられるような男になりたい…その為に、俺は彼女と別れたのだから       

だけど、この時の俺はまだ知らなかった。
再会を目前に、アイツが勝負に出ていたなんて      …

俺の知らない間に彼女とアイツの間に起きた出来事も        


→ 4話へ続く

2012.2.1アイミル掲載作品
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