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☆Novel contents☆ 

この作品はサブブログのアメンバー様100名達成記念で
kanade様のリクエストより…書かせていただいた作品です。

愛に彷徨うJackを探して 

(SIDE キョーコ)

2週間程前、あるドラマの共演をきっかけに敦賀さんと恋人同士になった私…。
そんな私達の変化にいち早く気づいたのは社さんだった。
そして今、モー子さんにそれを報告し終わったところ…///
「やっぱりね…そうなるだろうと思ってたわ。」

敦賀さんと…ってもじもじしながら話した私に返ってきた言葉は…
驚くくらい冷静な言葉だった。

「え?…なんで??驚かないの??」

「なんで?…ですって!? あんなダダ漏れなの気づかないのはあんたくらいのもんよ!」

「ええ~~っっ!!」

「とにかく…おめでと!キョーコ あんたが幸せなら私も嬉しいわ
でも、そうなるとあんたは卒業ってことね…残るのは私と天宮さんか…」

少し寂しそうな声に思わず言葉が詰まる。

「…モー子さんっ」

卒業しても私たちはずっと親友よ~~~っっ と抱きつこうとしたのをかわされ、冷静な言葉が飛んできた。

「って…そういえば、社長にはもう報告したの?」

「…そ…それが…」

社長には俺から話しておくから…って言われて、その後どうなったのか彼から連絡はない。
やっぱり私も一緒にいくべきだったかな…
でもでも、なんだか恥ずかしくって…///

ラブミー部でそんな話をしていると突然ドアが開いた。

そして、不気味な音楽と共にジャックオランタンとお化けの格好をした人が愉快に踊りながら部屋に入ってきた。

こ…これは…

思わず、モー子さんと顔を見合わせてしまった。

「ハッハッハッー最上君、琴南君、今日は何日かね?」

って…後ろで踊っている彼らをみれば、それはもう…

「 「10月31日…です。」 」

顔を見合わせて2人同時に言った。

「ということは??」

なんて…嬉しそうな顔をしてるのかしら…
本当イベント好きよね…うちの社長は…げんなり顔のモー子さんと目が合った。

だけど、私たちのそんな反応にはお構いなし…って感じで
陽気な声で、黒尽くめの魔道師のような格好に杖を掲げた社長が楽しそうに言った。

「今宵は迎賓館でAll Hallows' Eve仮装パーティをするぞ!
ラブミー部の君たちにはその手伝いを頼みたい
天宮君は直接迎賓館に向かってもらったから…
そうそう、衣装も全部用意してあるから!それじゃ、宜しく頼んだぞ?」

颯爽とマントを翻して部屋を出ていこうとした社長だったが、突然その足を止めて振り返えると…じーっと私をみつめてくる。

「?!」

何かしら…あの、にんまりとした嫌な微笑みは…

はっ…そうよ!敦賀さんとのこと、何か言われるのかもしれないわ。

そう構えていた私に社長が言ったのは…

「最上君…君にはテストを受けてもらう」

「テ…ストですか?」

「そうだ その為に特別にゲストも呼んである…
君が本当に、愛する心…愛される心を取り戻せたのか、今宵その証をみせてもらおう。」

「ええっっ??」

そんな、テストって…それにゲストって誰の事なの??

「あの…私は…何を…?」

にっこりと含み笑いを浮かべた社長が口を開いた。

「何…簡単なことさ…君はジャックオランタンの話は知ってるか?」

ジャックオランタン…って…ハロウィンの習慣なんてないわっ。
日本人だし、旅館でもそんなイベントやってなかったもの…。

「…かぼちゃのお化け…」

精一杯の回答に、悟ってくれたのか社長が簡単に説明してくれた。

「まぁ、諸説あるんだがな…
要は昔、口の巧い悪い男がいてな、悪魔を騙して天国にも地獄にも行けなくなったソイツは、道しるべにと悪魔に燃える石炭を持たされて、この世とあの世を彷徨い続けることになったって話なんだが…」

そうなんだ…その悪い男がジャックって男なのね。

「はぁ…で…私は何をすればいいんでしょうか…?」

それが私の卒業試験とどう関係があるのか、さっぱりわからなかった。

すると、にんまりとした顔で社長が続けた。

「…悪い男じゃないんだが、君の知り合いに口が巧くて騙すのも上手い男がいるだろう?
ソイツがな…彷徨ってるんだ」

「え…?!」

彷徨ってるって…それって…敦賀さんを探せって…ことなの?

「君の前には二人のJackが現れる…
最終的に君がどっちの手をとるかわからんが、彷徨えるJackに光の道を照らしてやって欲しい」

光の道…?

「ま、そういうことだから、詳しくは後で説明をするように伝えてあるから、
また会場で会おう。ハハハハハッッ」

そういうとマントを翻して…お付のダンサーと共に去っていった。

その様子を見守っていたモー子さんがポツリと…

「社長…あんたで遊ぶつもり満々ね…」

うっ…やっぱり??敦賀さんもそれを気にしてた…

だけど、それだけじゃなかったのかな…?

彷徨ってる…だなんて…私がまだ好きって言えてないから?

敦賀さんに告白されて嬉しかったけど…恥ずかしくてそんなこと言えない。

「君が…好きなんだ…俺と付き合ってくれる?」

って言われて…頷くのが精一杯だった。

ドラマで敦賀さんとキスシーンをすることになって…

あのバレンタインの事を思い出して…テンパってた私を見かねて…

その練習に付き合ってくれるってマンションに行くことになった。

ただの練習のはずだったのに…なぜかそんな展開になってしまって…
私自身も信じられなくて…
なんで頷いちゃったんだろう…。

だけど、あんな真剣な…切ない顔した敦賀さんを見るのは初めてで…
そんな顔して欲しくなくて…
それで…あの日キスしちゃったんだよね。///

「これが…君のファーストキスだって…思ってくれる?」

って言われて、何度もキスを重ねた。

恥ずかしかったけど…きもち…よかった…な。

「・・・っと!…ちょっと!!あんた聞いてる??」

「ふぇ??」

「もうすぐ着くわよ??社長の家!!
全く…すぐトリップしちゃうんだからっっ
ほらっ、いくわよ!!」

モー子さんに引っ張られて車を降りると…
先についてた天宮さんが手を振って私たちに駆け寄ってきた。

3人で並んで迎賓館へと向かって歩き出す…。

その立派な迎賓館に驚きを隠せない天宮さんが心配そうに言った。

「キョーコさん、琴南さん、…私たち何をさせられるのかしら?」

天宮さんも詳しい事情は聞かされてないらしい…。

そこへ…

「キョーコちゃん~、こっちよ~そこの2人も連れてこっちに来てくれる~?」

この麗しい声は…ミューズ!!
私たちはミューズのいる部屋に案内されると簡単に自己紹介を交わした。
そして…美の女神 ジェリーウッズは…楽しそうに微笑んで言った。

「今から私が、あなたたちを素敵に変身させてあげるわ」

そう云って見せられた衣装は…

…えええっっ??…こ、これを私が着るの~~~?!

→ 2話へ続く
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