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本誌続き妄想です。ネタバレNGな方は華麗にスルーしてくださいませ~。

あくまで妄想です~…予想ではありませぬ。
欲望に忠実に生きるみーの妄想にお付き合い頂ければ幸いですw

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光のさす場所へ ~ 創生 ~ ACT.4

(それまでのお話)1話 2話 3話

アタシが兄さんを連れていってア・ゲ・ル         
(SIDE キョーコ)

「お疲れ様でした~」

スタッフや共演者達に挨拶を済ませ、私は一人、足早にスタジオを後にした。

***

あの日、休憩の為に戻った控え室で、兄さんは留守電を聞くとアタシに言った。

『ボスが来てる…』

撮影現場から程近い指定された路地へ向かうと、そこにはいつものメイク車が停まっていた。
車に乗り込むと、闇ブローカーのような出で立ちの社長が、ドカッと座っているのが見えた。

「…蓮と何かあったか?」

サングラスをずらしてアタシを見たその目がキラーンっと光った気がした。
そう訊かれた瞬間、私は思わずギクっと体が硬直してしまった。

「え…っ、あの、敦賀さん…何か言ってましたか?」

まさか、あの事を社長に        

「ん?いや、蓮から聞いたのは、自分の不注意で最上君の携帯を壊したって話だけだ…」

「そ、ソーデスカ…」

よかった…だけど、そうよね。
いくらなんでもアノ事を社長に話したりしないわよね…と胸を撫で下ろした時だった。

「!!」

そんな私をニヤリとした目でみている社長と目があってしまったのは…。
マ…マズイわ、あの顔…

「…まぁ、何でそんなことになったのか…気にはなるがな」

意味ありげな顔でみつめられたまま…の私は、目を逸らしながら答えた。

「いえっ、あのっ、そんな気にするようなことは何もっっ…」

ヒィ~~ッッ だって…言えるわけないものっっ
深夜に掛かってきたショータローの電話のせいで、あんな…
しかも…敦賀さんを元に戻す為、芝居とはいえキスしちゃいました…なんて、言える筈がないっっ!!

敦賀さんとキス…って違うわっっ!アレは兄さんとセツが…っっ

いやぁ~~~~~~っっ/// 思い出しちゃダメっっ ダメよ、キョーコ!!!

「…ほぉ…」

顎を撫でながら頷くようなジェスチャーをとる社長の姿には気づかなかった。

繰り返しキスされたあの時の感覚が甦ってしまった私は、
頬が熱くなってしまうのを隠すのに必死だったから      

すると突然、社長が話題を変えてきた。

「…ところでだ、この前、社と蓮には話してたんだが…もうそろそろ、君にもマネージャーをつけようかと思ってな…」

「…マネジャーですか?」

突然の話に驚いていると…

「あぁ、今の最上君の活躍なら、やはりマネージャーが必要だろうと思ってな」

「そんなっっ…私にマネージャーだなんてまだ早いです!!
ダークムーンのヒットのお陰で、今はお仕事を頂けてますが…」


これから先も同じように仕事が頂けるとは限らない…
一流の役者になる為にはオファーがもらえるようじゃなきゃいけないんだけど…。

「でもな、ヒール兄妹も演じてて忙しいだろう?せめて、移動の際の運転手だけでもな…」

「大丈夫です!私、体力だけは自信がありますし、それに…お恥かしい話ですが絶対に芸能人だって気づかれない自信もありますからっっ!」

そうよ、それにモー子さんだって、まだマネージャーなんて付いてないのに、私だけなんて、やっぱりダメよ!

「いや、しかし…な」

「お話は大変有難いんですが、もう少し自分に自信が持てるまで…
マネージャーの件は保留にしておいて頂けないでしょうか?」


「そうか…だがなぁ~…」

そう言った私を説得しようと社長はいろんな話をしてきたけど、
敦賀さんの今の状態を考えても、ヒール兄妹の事を知る人間はやっぱり少ない方がいいから…と、お願いすると社長も渋々承諾してくれた。

***

その日の夜…

『ボスはなんて?     話を聞いたんだろう?』

兄さん(敦賀さん)は、私に早くマネージャーをつけたほうがいいと社長に言ったらしい。

『あぁ、アタシに…マネージャーをつけてくれるって…話?』

確かに移動の事を考えれば、マネージャーがいた方が楽だけど…

『そうだ…いつから付くって?』

『…断ったわ、だって…』

マネージャーが付いたら、今までみたいに送ってもらう事もなくなる…

『…兄さんとの時間を邪魔されたくないから…』

…って、何考えてるのよ!
違う、今のはセツ、セツならそう言うわよね??

       でも、やっぱり、これ以上深入りしない為にも
マネージャーはつけてもらった方がいいのかもしれない…

『…そうか』

ぎゅっと…アタシを抱きしめる腕に力が込められた。

『///』

そうよ、マネージャーの問題よりこっちの方が大問題よ!!
…これをなんとかしないと、私の心臓が持たないわ!///

あろうことかアタシは今、兄さんの膝の上にいる…(正確には乗せられている)
しかも、後ろから抱きしめられるように・・・

( ちょ、ちょっと~~~っっ/// 
スキンシップの度合いがいきなり、高くなりすぎてやいませんか~~っっ!!/// )

敦賀さんがなんで私にマネージャーをつけたがったのか、
本当の理由も知らないで、このときの私は過剰なスキンシップに悩まされていたのだった。


           そして現在、私はその時の事を激しく後悔をしていた。

なんで、あの時素直にマネージャーをつけてもらわなかったのよっっ…
せめて、移動の為の運転手だけでもお願いしておけばよかったのに、
そうしたらこんな事態には…っ

隣に座るショーターローを憎々しげに見上げ、流れゆく景色に私は大きな溜息を吐いた。

なんだって私はまた、コイツに拉致られているんだろう…っ

早くホテルに帰らなきゃ、兄さんが帰ってきてしまうというのに…。

→ 5話へ続く
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