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本誌続き妄想です。ネタバレNGな方は華麗にスルーしてくださいませ~。

あくまで妄想です~…予想ではありませぬ。
欲望に忠実に生きるみーの妄想にお付き合い頂ければ幸いですw

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光のさす場所へ ~ 創生 ~ ACT.5

(それまでのお話)1話 2話 3話 4話

アタシが兄さんを連れていってア・ゲ・ル         
(SIDE 尚)

「お先に失礼しまーす、お疲れさまでした~」

聞き慣れたその声に、こっちに向かってくる人物がキョーコであることを確信した俺は、壁に身を潜めたままその足音に耳を済ませた。
そして、その人物が目の前を横切ろうとした瞬間、路地に引っ張り込んだ。

「きゃっ…」

勢い余って胸に飛び込んできたのを受け止めると、キョーコは驚いた顔で俺を見上げた。

「なっ…ショータロー?!」

その声はキョーコ以外のなにものでもないのに…俺は目の前にいる女が信じられなかった。

「…キョー…コ…」

この女がキョーコ?
初めて見る姿に、あろうことか俺は見惚れてしまった。

「ちょっと、あんた、何のつもり??…早く離して」

腕の中で悪態をつく様は確かにキョーコだ…そう思いながらも、俺は固まったままだった。
するとキョーコの奴は、俺を睨み上げ突然…

「!!」
思いっきり足を踏みやがった。それで我に返った俺は気づいた。

「ってーな、、、お前、やっぱりキョーコだな…」

キョーコらしからぬ洗練されたその姿が、今度の役によるものなんだと。

「…今度は何よ、こんなところで待ち伏せするなんて…あんたってよっぽど暇なのね?」

アイツと同じことを言ったキョーコにムカついた俺は声を荒げた。

「お前が電話に出ねーからだろうが!!だから、こうしてわざわざ…」

すると、慌てて俺の口を押さえたキョーコが周囲をきょろきょろと見渡す。

「…騒がないで!共演者の女の子達ももうすぐここを通るんだから!
見つかったらややこしいことになるでしょっ」


そういや、今度のドラマは女子高生のリアルだかなんだかを追求してて、出演者も現役女子高生を集めたとかって書いてあったな…。( ← 来るまでの間、暇だから調べてた)
落ち着かない様子で辺りを見回すキョーコに、この分なら、きっと素直に車に乗るだろうと踏んだ俺はキョーコの腕を掴んで言った。

「とりあえず乗れよ、送ってやるから…話は車で」

言い終わらないうちに、腕を払いのけたキョーコが言い返してきた。

「いやよ、あんたと一緒にいると、ろくな事が無いんだからっっ・・・」

そう断ったものの、共演者らしき女たちの話し声が聞こえてくると、キョーコは一目散に俺が指し示した車に乗り込んだ。

車の中でやり過ごすつもりだったようだが、走り出した車にキョーコは愕然としてた。
同じ過ちを犯したことに気づいたキョーコはブツブツと独り言を言ってる…。
だけど、俺はそんなキョーコを直視できずにいた。

( マジか…よ )

今までも変身したキョーコの姿に驚かされた事はあった。
だけど、仕事を終えた後の姿にまで驚かされるとは思いもしなかった。

そんな格好でウロチョロしてたら、敦賀蓮どころじゃねー…
そこら辺にいる見知らぬ男たちさえその気にさせんだろうが!!

現に、この間キョーコを見たはずのダチ(運転手)も、ミラー越しにチラチラとキョーコを気にしてやがる…。
そんなキョーコの変化を目の当たりにした俺は、激しい焦燥を覚えていた。

「で、今日は何の用よ…?」

気を取り直したキョーコが、本題を振ってきた。
だけど、俺は…不覚にもそう訊いてきたキョーコにドキッとしてしまった。

( クソッ…なんで俺がキョーコ相手に、こんなにドキドキ…
キョーコならキョーコらしく…地味にしてればいいものを…っっ )

キョーコにドキドキしてる自分を認めたくなくて…苛立ちばかりが募る。

鬼畜野郎だけじゃねー… 
世の中の男は、みんな下心をもった狼ばっかりだっていうのに、
お前が綺麗になるから、余計な心配が増えちまったじゃねーか!!

あ~~っっクソッッ!!どうしたらいいんだ!
綺麗になったなんて口が裂けても言いたくねーのに、男に注意しろよなんて…

やっぱ俺の口から言えるわけがねー…

けど、コイツは迂闊で男慣れしてねーから、
言わなきゃわかんねーだろうし…あ~~っっ

そんな風に、心の中で葛藤を繰広げてる俺に気づくはずもなく…
黙ったままの俺をジィーっと訝しげな顔でみていたキョーコは、目を伏せると次の瞬間、気だるそうな声で運転席に向って話しかけた。

「すいません、運転手さん…そこの先にある○×コンビニで降ろしてもらえます?」

その声が妙に色っぽくて、顔を赤くしたダチにイラッとした俺は、運転席に顔を寄せたキョーコを引き戻そうと手を伸ばした。

             その時だった。

キョーコの首元に赤く残るキスマークをみつけたのは       っ!

「…んだよ、それ…」

キスマークだと?…んでそんなところに、
俺に断りもなく…誰に所有印を刻まれてやがるんだっっ!

腹の底から湧き上がってくる怒り…

どこからどうみてもキスマーク以外のなにものでもないソレは、服で隠れるギリギリのところにつけられていた。

俺の脳裏に真っ先に浮かんだのは、あの日の敦賀蓮(アイツ)の顔。

俺が煽っちまったのか?
だとしても・・・キョーコの奴、舌の根もかわかねーうちにアイツに平伏してんじゃねーよっっ!

俺は激しい憤りのままに、キョーコの肩を勢いよく掴んで座席に引き戻した。

「…何すんのよっっ」

俺を睨んできたキョーコが、怒りを露わにした俺に怯んだ。

「お前、そのキスマーク…誰につけられた?」 

俺が怒りのままに詰め寄ると…

「…へっ?キスマーク…?」

何のことかわからないって顔で訊き返してきた。

「惚けんじゃねー…その首にしっかりとつけられたその痕のことだ!
虫に刺されたなんて言い訳は通用しねーぞ?
今はまだ蚊も飛んでねーんだからな!」


俺がそう言うと、ハッとした顔を浮かべたキョーコが鏡でその痕を確認しはじめた。

「……」

本当に気づいてなかったのか?

「?!」

自分の目でそれを確認したキョーコは、ひどく驚いた顔をした後…ぼんっと全身を真っ赤に染めた。

「っ…」

真っ赤な顔で照れて何かを思い出してるキョーコに、俺はギュウッと胸が締め付けられるのを感じた。

俺以外の男の事でそんな顔をする…キョーコが許せなかった。

「…ざけんな…お前、この間…約束したばっかだろうが…っ」

気がついたら、そう叫んでいた。そんな俺にキョーコは          

「あぁ…約束…?そういえばしたかしら…ね?」

クスッと冷ややかな微笑を浮かべた。

      …この女は誰だ?

「なっ…」

普段のキョーコとは違う反応に、俺は戸惑いを隠せなかった。

「でも、別に…アタシが誰と何をしようが、あんたには関係のない話よね?
約束どおり一流の役者にさえなれば…」


誰と何をしようが…関係ない       …?

クールな横顔をみせつけるキョーコに、俺は…何かが崩れていくのを感じた。

キョーコの中で…俺の存在が薄れて…いってる。

この時初めて、俺はキョーコを本気で失うかもしれないという危機感を感じたんだ。

( 嘘だろ?キョーコが…俺から離れていくなんて… )

そんな俺の脳裏を、今までのキョーコとの出来事が走馬灯のように駆け巡っていった。

♪~♪♪ ♪~♪♪♪~♪♪♪~♪♪ ♪~♪♪

どこからともなく聞こえてくるメロディ…それがキョーコの携帯の着信音だと気づいた俺は、平静を装って言った。

「…出ないのか?」

そう聞くと、キョーコはビクッッと反応した。その反応に俺は嫌な予感がした。

まさか…アイツか?

いや、非通知でかけてくる電話を判別できるわけ…そこまで考えて俺は気づいた。

アイツが通知してかけてくるようになってたとしたら      
それだったら、最近、俺の電話にキョーコが出なかったのも頷ける。

「…いいの、後でかけ直すから、それよりも早く降ろしてくれない?」

キョーコは電話に出ようとはしない…
時計を確認してそわそわしだしたキョーコは明らかに動揺してた。
電話は一度切れた後、しばらくしてまた掛かってきた。

「…出ろよ」

「いいって云ってるでしょ…って、ちょっ、あっっ」

俺は、キョーコから鞄を奪うと携帯を取り出した。
俺から携帯を取り戻そうとするキョーコの制止を振り切って見えた名前は…


→ 6話へ続く
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コメント

またもや蓮さんバレ?

キョコさん、早くそこから降りないとー!( ̄▽ ̄;

もうバレてるから無駄?
こうなったらと尚をバッサリ振っちゃうしか?

Re: またもや蓮さんバレ?


妄想全開…w 彼にはもっと衝撃シーンを??

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