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「リスナーの皆さん、こんばんは~
今夜も始まりました『京子のドキドキ☆BEAT』パーソナリティの京子です~。
この番組が始まってもう半年になるんですね~。
最初はホントにドキドキだったんですけど~、だいぶ慣れてきました~。
そうそう、来週からは私主演の映画も始まりますんで、そちらの方もあとでばっちり宣伝させてもらっちゃいますね~。
ではまず、今週のお便りでーす。
メールで頂きました~Rさんからの相談です~。

えっと、
付き合って半年になる彼女がいるんですが、やきもちを全然妬いてくれないんです。
仕事柄…異性からの誘いも多い方なんですが…
全く気にしてくれなくて…
信じてくれてるからだと言い聞かせてはいるんですが…
本当は俺のことそんなに好きじゃないんじゃないかって…
京子さん、どう思いますか?とのことですが…

そうですねぇ、私は恋愛経験があまりないので参考になるかわからないですけど~

まず、Rさんは彼女さんのこと本当に好きなんですね?
好きな人には…自分が思うのと同じくらい好きでいて欲しいって思いますよね?
だけど、ん~…
全く気にしてない…ように見えるだけかもしれないですよ?

それか…本当にそんなに好きじゃないか…実は別れを考えてるとか??~なんて(笑)

異性からのお誘いが多いってことは、きっとRさんは素敵な方なんですね。

彼氏がそんなに素敵な人だったら…
私だったら…一緒にいてくれるだけで満足しちゃうって言うか…
それ以上は望んじゃいけないって思っちゃうかな…?

重いって思われたくないし…束縛されるのを嫌う人もいますからね。

でも、やきもちって…好きな人に妬かれるのはちょっと嬉しいですよね?

度が過ぎると困っちゃうけど…好きって言われてるのと同じ…だし。

あ!…ってことは~~っっ Rさんはもっと好きって言って欲しいんですね?
いや~んw…なんだか、すっごく幸せな悩みって感じがするんですけど~~っ
皆さんはどう思いますか~?」


番組が無事に終了して、ラジオ局を後にすると…玄関前に見知った車が停まっていた。

まさか…ね?と思いつつも、あのメールの送り主のR氏…が彼のような気がして、回れ右をしたくなった。

敦賀さんと恋人同士という関係になって半年…

彼に告白されて付き合い始めても…どこか信じられない私がいた。
だから、今まで通り…の私でいるようにしてた。
それが彼を傷つけてるとも知らないで…
事務所の先輩として、俳優としての彼を尊敬してたから
みんなから羨望の眼差しで見られる…そんな素敵な人が…
私を好きだなんて…やっぱり、信じられなかったから…。

いつも、彼の周りにはきれいな女の人がたくさんいる。
そんな女性達を虜にしてしまう彼をずっと身近に見てきた。

彼にその気がなくても、彼から溢れ出るフェロモンがそうさせてしまうんだ。

本当に罪な人…悪戯にその気にさせて、それでいて懐には決して入れない。

誰にも優しいけど…その優しさは特別じゃないと笑顔のバリアを張る。

フェミニストなのはお国柄なんだと今ならそれも理解できるけど。

         彼には秘密がある。

私だって…すぐに教えてもらえたわけじゃない…。

そうよ…考えてみれば、私…彼にずっと騙されてたんじゃない?

でも、そんな彼が…私だけは特別だと言う。
私だけが知っている彼の顔…それが増えていくことは嬉しい。

だけどね、それでも、みんな…騙されてるのよ~~っっって声を大にして言いたくなる時があるの!!

私にだけ見せる…嫉妬深い彼の…あの怖い顔~~っ!本当に怖いんだから!!

普段は優しいのよ…時には厳しくて…私を導いてくれる彼のことは今も尊敬してる。

だけどね…好きっていってくれないの…?って拗ねるのはやめて欲しい!!

日本人はそんなに毎日、感情表現を言葉にはしないものよ?

仕事なら何度でもいえる言葉も…素の私がいうとなれば話は別なのよ!!

        言わなくてもわかるでしょ?

好きじゃない人と…一緒にあんなことしないんだから///

たまにでいいの…特別な日だけでいいの。

だって…たまに言ってくれるから響くことって…あるじゃない?

恋愛経験の少ない私が…最初に好きになったのは幼馴染のショータローだった。

ショータローだったら…きっと好きなんて…滅多に言ってくれない。

恥ずかしがって…言わなくてもわかるだろって…

だからこそ、そんなショータローに好きだと言われた時はすごくびっくりしたし…心にも響いた。

でも、あの時は…本当に大変だったな…

どこから聞いたのか、ショータローと会ってるところに、彼が突然やってきて…

初めての修羅場というものを体験しちゃったんだもの…ハハハ。

な~んて、軽くトリップして現実逃避してみたけど…
あれってやっぱり、見間違いじゃないよね?

ってことは…あのRさんはやっぱり…

車から降りてきた彼が私の前に立って、車に乗るようにさりげなく誘導する。

歩きながら彼が…

「今日のラジオを聞いてたんだけど…」

「何でしょうか?敦賀サン…」

少し距離を取るように応えれば…彼は立ち止って私に訊いた。

「どっちが君の本音なのか…聞かせてほしいんだけど…」

「……」

どっちが…って?返事に困って黙っていたら…
みるみる間に、彼の元気がなくなってしまった。

「別れたいなんて…思ってないよね?」

まるで捨てられた子犬みたいな顔でみつめてくる…っっ。

ずっきゅーーーーんっ… うっ…

これは…この顔に私が弱いって言うのを知ってての攻撃ね?

最近はこの技で例の言葉をねだられて…言わされてるのよね。

「ねぇ…俺のこと…」

敦賀さんの…敦賀蓮のこんな姿を知ってるのは…きっと私だけ。
そう思うと頬が緩みそうになるけど、
やっぱり恥ずかしいから…言ってあげない。

「明日も早いから、今日はひとりで帰りますね?」

にこって笑って…踵を返すと彼が慌てて私の手を掴んだ。

「家まで送るから…」

「…ありがとうございます」

だって、ここで好きですって言ったら、絶対行き先は彼のマンション…
家に帰してもらえないって…この半年で私もわかってきたのよ?

      だから…今日は、キスで我慢してね?

~FIN~
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