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このお話は、サブブログに掲載していた『ifシリーズ ~ 不埒な僕らは嫌いですか?』
という企画もので、プロローグの場面から、分岐していくストーリー…です。

このお話は蓮×キョではありますが、尚、レイノ、光バージョンを閲覧の上、
それらの出来事を夢としてみていた蓮さんの葛藤が綴られていますので、
それらを見た上で読むことをお勧めします。


プロローグ は → コチラ 

以下、お話は追記からどうぞ~♪
『 あの人は突然やってきた 』  Version 蓮  ACT.1

(SIDE 蓮)

社長の命令で、ヒール兄妹を演じるようになった俺と最上さんだったが…
大掛かりなセットを作ってのアクションシーンで…
3週間程ロケに出かけることになった。

彼女にも仕事があるし、学校もある…
それらを休ませるわけにはいかないから、彼女は元の生活に戻った。

ロケは順調だった…。
むしろ、彼女がいなくて良かったと思える日もあった。

冷酷な殺人鬼…B・Jは、俺の中の闇を解き放てばいいものだったから…
そんな闇の部分が色濃く出てしまった日には、なかなか敦賀蓮に戻れなくて…
欲望にまみれた俺はきっと、彼女を無理矢理穢してしまっていたに違いない。

だけど、彼女と過ごした時間が俺にもたらした後遺症は…
思いのほか大きかったらしい。

彼女がそばにいるという…俺にとっては天国であって地獄のような…
理性と欲望の狭間で過ごしたあの時間がひどく恋しくて…

彼女のいない生活がこんなにも色褪せて感じるなんて思わなかった。

元に戻っただけ…それだけのことなのに、何でこんなに寂しく感じるんだろう。

ふと気づけば、彼女の気配を無意識に探してる自分に気づく。

俺はこんなにも彼女を求めているのか…と思い知らされた。

俺がカインを演じてる間、ホテルに戻った僅かな時間に社さんから定期的な連絡が入る。

それは、敦賀蓮へのオファーだったり、彼の心遣いだったりで…
俺は離れている間に彼女の身に起きたことを聞かされていた。

俺がロケ地に行って1週間程経った頃…彼女のファンが下宿先にきて騒動を起こした。
これ以上、迷惑をかけるわけにはいかないと、事務所の意向もあって彼女は一人暮らしを始めた。

社さんからの電話だけじゃなく、ドラマの放送が始まって・・・彼女の周囲が慌しくなっていくのを感じた。

ドラマの中の彼女は、そのセンセーショナルな存在が際立っていて…
視聴率の上昇と共に、そのカリスマ性からか、ナツという役はドラマの枠を超えて一人歩きをし始めていた。

社さんからも、彼女へのオファーが殺到して椹さんが喜んでるという話も聞いたし…
ロケが終わった後で、忙しくなった彼女が俺のそばでセツカを演じ続けることができるのか
正直疑わしい状況だ…。

DMのロケ現場で彼女のナツを初めて見たとき…
演じる役で全く印象が違ってくる彼女の…その才能に驚かされた。

そして、今まで気づかれることがなかった彼女の美しさが、露見することに危機感が募った。

彼女の躍進は喜ばしい半面、俺にとっては都合の悪いことばかりで…
だからなのか…俺はある夢に悩まされていた。

どうして、あんな夢ばかり…立て続けにみてしまうんだろう。

不破の夢に始まり…軽井沢でのストーカー…そして、昨日のは同じ事務所の…。

俺と絡みのないその彼は、確か…彼女と共演してるって言っていた。

まさか、と思いながらも、リアルすぎる夢に俺は、彼女の出演してる番組をチェックし直していた。

結局、該当する番組も見つけられず、まぁ、夢だから…事実ではないんだから…と自分を納得させようとしていた。

だけど、夢とはいえ…他の男たちに抱かれる彼女を見なきゃいけなかったのは堪らなかった。

胸を引き裂かれるようなひどい痛みで目を覚ます…日が続いて
…彼女のあんな顔を俺以外の男がなんて、思い出すだけでもおかしくなりそうだった。

俺がさせたいのに…彼らから引き離したいのに…どうして思い通りにならないんだ。

夢の中の俺はその場には存在しなくて、見ていることしかできなくて…
悔しくて腹立たしくて、気が狂いそうなほど彼女に触れたいのは俺なのに
伸ばした手は空を切って・・・
止めることもできなくて…悦ぶ彼女の顔に劣情だけが募っていく。

夢の中で男たちに向けられるその笑顔を俺だけのものにしたくて…

いてもたってもいられず、俺は予定よりも早くロケを終わらせて彼女に会いに来た。

そこは夢の中であの3人が待っていたのと同じテレビ局だった。

社さんに確認した彼女のスケジュールの予定では、仕事を終えた彼女がもうすぐここに現れるはず…。

彼女を待つ間、俺は…夢のことを思い出していた。

不破はバイクで現れて、…あのストーカーは向こうから歩いてきたんだよな。
そして光さん…って彼女が呼んでた彼は、あの門のところに佇んでいて…

「?!」

あそこにいるのは…夢で見た彼じゃないか!!

それに、暗闇からこっちに向かって歩いてきている人影…

遠くにはバイクの光…

まさか?!

だけど、確かに俺の見た夢は本当に何から何までリアルだった。

背後から誰かが近づいてくる足音…
振り返った俺は、夢で見た姿のままの彼女をみて思わず、息を飲む。

あれは…正夢?

俺の胸を締め付ける焦燥感…
次の瞬間、俺は考えるよりも先に身体が勝手に動いていた。

→ 2話へ続く


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