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☆Novel contents☆ 


本誌続き妄想です。ネタバレNGな方は華麗にスルーしてくださいませ~。にへ



ACT.196 続き妄想  シルシ “俺のお前”  1

(SIDE キョーコ)

『 刻んでもいいか…?誓った証を ここに 』

・・・しるし・・・          なんて、残して欲しくなかった。

演技でした行為にそれ以上の意味なんてない。

       カイン兄さんが望んだから、セツがしただけ。

そこに私情は存在しない     ・・・

だけど、…敦賀さんにそんな痕を残されたら・・・
独占欲を刻み込むキスマークなんて残されたら…負けてしまう気がした。

「…負けたらどうする」

「私は絶対負けない」

これ以上、心を掻き乱されたくなかった。

    なんて、もう十分すぎるほど、乱されてますけどね…

敦賀さんの生肌に乗ったりなでたり噛みついたり・・・キス…しちゃったりっっ///
ぎゃぁあ~~~ダメヨ、ダメッ!!思い出したりしたら動けなくなるっ。
忘れるのよ、過去を振り返らず未来だけを見て演じていくのよっっ!!

           でも、よかった・・・

『もう二度と 今夜みたいに らしくない事もして お前を失望させる真似はしない
俺のこの人生を終えるまで "お前の俺”で 生きてやる
この先も お前がずっと 俺を見ていてくれるなら』


そう云って穏かな笑みを浮かべたのは…『敦賀さん』だったから。

もう、大丈夫だって、私の祈りが届いたんだってことが単純に嬉しかった。

・・・それに、私は負けるわけにはいかないのよっっ!

ショータローと交わしたあの約束…

「できなかったらどう落し前つける気だ」

「だったら、一生アンタんち(実家)で仲居勤めしてあげるわよ     !!」

そんなの絶対イヤ!それに・・・ありえない…からこそ、約束したんだもの。
なのに、敦賀さんが私のこと…ほにゃららかもしれない・・・なんて。
思い上がりも勘違いも甚だしいわっっ、、、早く、お風呂に入って頭を冷やさなきゃっっ

        自然と熱くなってしまう頬と早まる鼓動…
期待してしまう心に気づかない振りをして、私はセツを演じ続ける。

目の前にいるあの人に この想いを隠し通せると・・・
自分の気持ちに抗って、欺いてみせると…必死に『セツ』であろうとした。

なのに         どうして、神様は私に意地悪ばかりするんだろう?


*******

兄さんの演技を見ながら、どうしても昨日の事を考えてしまいそうになる自分と格闘していると、また携帯が鳴った。

時計を見て・・・フゥッと小さく溜息をついてトイレに向かった。

朝、電源を入れた瞬間から、掛かってきた非通知の着信は数え切れないほど、、、
電源を落してしまいたくなるけど、マネージャーのいない私はそうもいかない。
確認すると、そのほとんどが非通知という状況に、ムカムカとして思わず素に戻りそうになるけど、そんなアタシを監視するような兄さんの視線に静かに携帯を閉じる。
・・・朝からそんなことの繰り返しだった。

それにしてもアイツ、、、本当に暇なのね??
なんで私がこんな嫌がらせを受けなきゃならないの?!
ホント頭にくるわっっ・・・

こんな調子じゃ、いつまた…昨日みたいな展開にならないとも限らない。
…なんて、それはナイか…
もう失望させない…って、敦賀さんが言ったんだから。

でも…/// 兄さんにお仕置きされる可能性はある…わよね?
ヤンマガ兄妹だもの…昨日みたいにまた…///
それに、朝みたいなのも…困るっっ/// 

今朝、静かにベッドから抜け出した私は、朝食を作る前にとこっそり携帯を拾い上げた。
(夜は動揺のあまりその存在すら忘れてた)
電源を入れた瞬間、かかってきた非通知の着信に思わず身体がビクッと反応した。
そろ~っと振り返ると、寝てるとばかり思っていた兄さんと目が合ってしまった。

『・・・壊れてはなかったみたいだな・・・』

…その不機嫌な声に、心臓が止まるかと思った。
くるっと兄さんに背を向けたアタシは、軽く息を吐いて、呼吸と顔を整えるとセツを貼り付けて振り返った。

『・・・こんな男…練習台にもならないから、安心して?』

携帯を閉じながら、不敵な笑みを浮かべてそういうと、兄さんの顔が少し歪んだ気がした。
その表情に満足したように小さく笑って、兄さんに近づく。

『クスッ…本当、兄さんって・・・過保護』

ムスッとむくれてる兄さんのベッドに座って、顔を覗き込んで云った。

『それとも、まだ、アタシの気持ち…疑ってるの?』

冷ややかな目でそう訊けば

『…そういうわけじゃないが…』

つけさせてくれなかった…って言うように、拗ねた目でジィッとみつめられた。

『///』

みつめられた胸元が恥かしくって、ベッドから離れたアタシを、むぅっと子どもみたいに拗ねた顔でみてる兄さんの、その顔がなんとも言えず可愛くて・・・思わず、身悶えそうになった。

(もぉっっ///なんなのっっ この攻撃…あの顔は反則でしょっっ!!/// )

一緒に暮らすようになって敦賀さんのいろんな顔を知った。

それが、良くも悪くも…彼と私を変えていく。

もっと役者としてのレベルを上げたい・・・
だから、そばにいるんだって自分に言い聞かせながらも引き摺られる。

セツの感情に     …本当の気持ちに      

思い出しては頬が緩みそうになる…自分を戒めて、首を振った私は携帯を開いた。

携帯に表示された着信は、女将さんからのものだった。

女将さんに連絡すると、ショータローがだるまやに来たことを知った。
私が帰っていないことを知ると、ショータローは顔色を変えて出て行ったと、、、
その鬼気迫る形相に私の身に何かあったんじゃないかと、心配しての電話だった。

昨日からかけ続けてきてるショータロー…おびただしい数の着信履歴・・・
その上、だるまやにまで来るなんて      っっ

           なんて迷惑な男なのっっ!!

女将さんにいらぬ心配までかけて、もしかしたら、お店に迷惑をかけることになってたかもしれないっていうのに…っっ

このまま、電話を無視していたら、また、だるまやに来るかもしれない。
女将さんと大将に迷惑をかけるわけにはいかない…

そう考えた私は、兄さんに気づかれないようにさりげなく現場を離れると、誰もいないことを確認して…携帯を取り出した。
そして、タイミングよくかかってきた非通知の電話に・・・

→ 2話へ続く



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