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☆Novel contents☆ 


本誌続き妄想です。ネタバレNGな方は華麗にスルーしてくださいませ~。にへ


ACT.196 続き妄想  シルシ “俺のお前”  4

(SIDE 尚)

朝になって通じるようになった電話にほっとした。

やっぱり、俺が妄想した通り…

「電源もオフしたし、これでゆっくり寝られるわ こんな夜中に迷惑なのよっ バカショーはっっ
本当に非常識なんだからっっ」


アイツは下宿先でドリームオンドリームしてやがったんだな…

思った以上にほっとしてる自分に気がついて、慌てて首を振る。

そして、のほほんと目覚めるキョーコを想像してしまった。

クソッ!こっちは気になって一睡も出来なかったっていうのにっっ!

その憤りを伝えるべく携帯を鳴らすが、何度かけても電話は繋がらない。

繋がらないことに俺は、胸騒ぎを隠せなかった。
キョーコの変化を目の当たりにして…俺は少し焦っていたのかもしれない。

だから、わざわざ、アイツを待ち伏せて…あんなこと           

それもこれも、キョーコが…っっ 
クソッ、何で俺がこんなにキョーコの事、気にしなきゃいけないんだ。

腹を立てながらも、どうしても消せない胸騒ぎに…俺はコートに袖を通した。

「…散歩にいってくる」

そう云って玄関に向かうと、祥子さんが慌てて車のキーを持って追いかけてきた。
俺が無言のまま振り返ると、やれやれと苦笑いをして言った。

「…付き合うわよ」

祥子さんが運転する車に乗って、窓の外を眺めながら…考えた。

何度かけても一向に出ようとしないキョーコ、、、いくらなんでもおかしいだろう?
まるで俺からの電話だとわかって避けてるみてーじゃねーか・・・

「!!」

そうなのか??

キョーコのナンバーを知って…初めてかけた時、、、なんて切り出したらいいのか言葉が出てこなかった俺に、キョーコはアイツの名前を呼んだ。
非通知の相手に真っ先にあの男を思い浮かべる位…かけてきてたわけだろ?

まさか、…あの男が、キョーコの為に通知してかけてくるようになったとでも??

…いや、待て…そうと決まったわけじゃねー…たまたまかもしれねーしな、、、

だけど、あのキョーコが…アイツ相手にそんな礼儀を欠く真似なんてするわけがねー、、、

アイツの事をキョーコは…

              俺は、認めたくなかった。

アイツがキョーコに特別な感情を抱いていて、執着してることを知っても、キョーコにとって、アイツより俺の存在の方がでかいって…思ってた。

負けるはずがねーって…
どんな感情であっても、俺がキョーコの一番に変わりはねー…って

だから、キョーコがアイツに惹かれてることに気づきながらも気づかない振りをしてきた。

そんなの…認めるつもりもなかったし、なんだかんだ言っても、
キョーコは俺のもんだって…その気になればいつでも取り戻せる自信があったからだ。

だけど、キョーコのショボくれた声を聞いてから、その自信が揺らぎ始めた。

敦賀蓮なんてなんとも思ってねー…って言わせなきゃいられないほどに。
だから、わざと仕向けた。アイツに…靡いたとしても俺から離れていかないように、わざと。

キョーコが悪いんだ          

キョーコを傷つけていいのは俺だけだ。
他の男の事で傷つく姿なんて…見たくねー…

キョーコは愚者(バカ)だから、あんな鬼畜野郎に騙されやがって…
けど、今ならまだ、間に合う…
アイツに喰われちまう前に…お前が誰のもんなのかわからせてやるよ。

ったく、俺にこんな格好悪い真似をさせるなんて       覚えてろよ!

なんて…考えていた俺はショックを隠せなかった。

        下宿先にキョーコの姿がなかったことに。

たまたま店の外に出てきた下宿先の女将に祥子さんが話しかけた。
俺はそれをそばで聞きながら、耳を疑った。
事務所の関係者を装って話しかけた祥子さんと、世間話をしながら…その女将は確かに言った。

…最近は泊りの仕事が増えて、昨日も仕事で下宿先には帰ってきていないと。

「それは本当か?!帰ってきてない…??」

そんなはずはない…キョーコは昨日、オフの予定にTBMの仕事が急に入った…って言ってたんだ。
その後に仕事の予定なんてなかったはずだ。

TBMの仕事の後…キョーコはどこに行った?

俺の脳裏には、あの鬼畜野郎の顔が浮かんでいた。

******

繰り返されるコール音…に苛立ちを募らせながらも仕事の合間を縫っては携帯を鳴らした。

脳内には、アイツに喰われるキョーコの姿ばかりが思い浮かぶ…

クソッ…こうなったら直接会いに行くしか…そう思いながらも、スケジュールが押してて今日はその時間が取れそうになかった。

クソッ…出ろよっキョーコッッ!!

焦燥に駆られ、掛け続ける電話…
どうせ繋がらねーだろうと思いながら、何度目になるかわからないその電話は繋がった。

「…キョーコッ…おまえっっ」

そこまで言って、切られちゃ元も子もないと…冷静になろうとしたが、繋がった電話からキョーコの応答はなかった。
耳を澄ましていると…しばらくしてキョーコが誰かと話してる話し声が聞こえてきた。

「…は、///初めてだったから…うまくできなくて、、」

初めて・・・? って誰と話してやがるんだ、キョーコはっっ!!

恥かしそうに話すキョーコの声に、はにかむキョーコの顔が浮かんだ。

ちょっと待て!!今、キョーコはなんて言った??

初めてだったから、うまくできなくて、、 だとぉ~~~~っっ?!!

まさか、アイツと…そう思った次の瞬間、今度はまるで別人のような、色っぽい声が聞こえてきた。 

「・・・やっぱり、経験しなきゃ、経験を積まなきゃ…上手にはなれないわよね?」

なっ・・・経験?!上手に…っっ????

なんなんだ・・・っ…まるで男を誘うようなその声は~~~~~~~~~っ!!!!

腹を立てながら、聞こえてくる声に耳を澄ませていると、会話の内容までは聞き取れないが誰かがそばにいるのがわかった。

「…俺にしとけって?クスッ…やっぱり、練習する相手も選ばなきゃダメね?」

そして            キョーコのその会話を最後に通話は終了した。

なっ、なっ・・・何がどうなってやがるんだっっ キョーコの奴、、

すぐに掛け直したが、それ以降電話が再び繋がることはなかった。

→ 5話へ続く



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