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☆Novel contents☆ 


本誌続き妄想です。ネタバレNGな方は華麗にスルーしてくださいませ~。にへ


ACT.196 続き妄想  シルシ “俺のお前” 13

(SIDE キョーコ)

「…少しだけ、俺にくれないかな?君の…身体と時間」

マンションに着いた時、敦賀さんが言った懐かしいそのセリフにドキッとした。
正確には、君の 今夜の 時間と身体  …っだったけど。

その時には何も感じなかったのに、すごくドキドキした。

他の人が聞いたら誤解してもおかしくない…紛らわしい言い方だけど、
敦賀さんはいつもそういう言い方をする人だから、今回も何か頼みたいことがあるのかな…って思った。

だけど、本当は一刻も早く…ホテルに向かって欲しかった。
素の状態で二人きりになりたくなかった…だから、何度も躊躇した。
…だけど、結局        

敦賀さんに手を引かれ、マンションの部屋の中…
目の前にはソファでコーヒーを口にしながら優雅に寛ぐ敦賀さんがいる。

…どうして敦賀さんは私をここに連れてきたんだろう    

私は、手にしていたコーヒーをみつめながら、さっきの事を思い出していた。

*******

「…クスクス、あんなの…キスだなんて思ってないわ、だって…キスはもっと気持ちのいいものでしょう?」

敦賀さんとのキスを思い出しながら、言ったセリフ。

だから、敦賀さんの姿をみつけた時は、発火しちゃうんじゃないかって位、恥かしくて堪らなかった。

いるって知ってたら、あんなこと…絶対言わなかったのにっっ!

動揺のあまり、すっかり役が落ちてしまった私の前で
ショータローは次から次へと状況を悪化させるようなことばかり言う…

「…どういうことなのか、詳しく教えてもらえるかな…最上さん?」

敦賀さんにそう訊かれた時は、いよいよ大魔王光臨か…って怖くて堪らなかった。

だけど、敦賀さんは           

あんなに失礼なことを言ったのに、(言ったのはショータローだけど)
携帯のことも…イヤ電の事も、私の代わりにショータローにやめるように言ってくれた。

結局、ナツを演じることであの場を収めた私は、車に戻るなりその非礼を謝罪したわけだけど…
その時も敦賀さんは怒ってるようには見えなかった。

だからこそ、何も言われないことがかえって不気味で、この…静けさが落ち着かない。

だけど、落ち着かない本当の理由は、敦賀さんにはバレたくない…

何かを演じて…自分を武装しなければって…気づかれてしまう気がした。
だけど…ここでは、ナツもセツも演じられない。
だから、私は…以前の自分を思い出して、『私』を演じることにしたんだ。

いっそ、ひとおもいに殺ってくれれば      
…ってガクブルと震える私に、ぷっ…って敦賀さんが噴出した。

「ごめんごめん、実は…最上さんにワインゼリーのお返しをしようと思って連れてきたんだ、、、ちょっと待っててくれる?」

そう云って、寝室に何かを取りに向かった敦賀さんに、私はなんだ~…とほっと胸を撫で下ろした。

( 大丈夫、隠し通せる…お願いだから、この気持ちに気づかないで     。)

       そう、心の中で祈っていた。

そして、小さな紙袋を手に戻ってきた敦賀さんは私に言った。

「目を瞑って…左手を出してくれる?」

何を渡されるんだろうとドキドキしていると、ガチャン…ガチャンという音と共に手首に冷たい感触を感じた。

ん?!…ガチャン…って?!
目を開けると私の左手と敦賀さんの右手が手錠で繋がれていた。

…え、えぇ~~~~~~~っっ??       

「あの、敦賀さんっっ?」

繋がれた手と敦賀さんの顔を交互に見て…目をぱちくりさせると

「…シルシはつけさせてもらえなかったからね?」

と、にこにこと悪びれずにあの人は言った。
そして、そのまま席を移動して来た敦賀さんは私の隣りに腰を下ろした。

膝と膝が触れる距離…逃げようにも鎖に繋がれたままの手が邪魔をして逃げられない。

う、嘘でしょう~~~~~~~~~~~~っ?!

「な、人をからかうのもいい加減にしてくださいっっ!」

敦賀さんとの距離を保てるように手でバリケードを作ってみる。
それがどんなにささやかな抵抗であるか、自分でもわかってる。

だって、私の目の前に光臨したのは…

                夜の帝王だったのだから。


→ 14話へ続く



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コメント

あはは!!

蓮さん、本当に買ってたのですね!!
これで、突然逃げられることはないけれどw

一番逃げそうなのは、ヘタレな蓮さんのような気がしますw

ハッキリちゃんと・・・告白できるのでしょうかw

Re: あはは!!


> ハッキリちゃんと・・・告白できるのでしょうかw


しないとね~…わかってもらえないだろうと、、、(笑)

がんばりましたww

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