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月と星と妖精ダスト

  蓮誕まであと・・・

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☆Novel contents☆ 

(SIDE 蓮)

「今夜…お時間を作ってもらえますか?お話したいことがあるんです」

彼女からの電話に、二つ返事で返した俺は自宅マンションへと急いでいた。

約束の時間は11時、どうにか間に合いそうだと時計を確認した俺はハンドルを握ったまま空を見上げた。

フロントガラスから見えるのは僅かな星、ネオンに掻き消されてほとんど見えない都会の空に今日は、優しく照らし続けてくれた月も見えない。

「今夜は新月か…」

月の祭りの夢…毎夜のように夢で重ねた逢瀬。だけど、昨日…彼女は現れなかった。
それが何を意味するのか…今夜、彼女の行動で明らかになる。

期待と不安が入り混じる。何度も期待しては裏切られてきた経験が、俺に警鐘を鳴らしてる。
だけど…期待するなという方が無理だろう?
夢を見るようになってから、何度か彼女とすれ違った。
仕事先や事務所で交わす僅かな挨拶の時間…そんな些細な時間でさえ、俺にとっては大事な時間で、だからこそ…気がついたんだ。

夢の中のあの娘と同じ反応をする…そんな姿を必死に隠そうとする彼女に。
俺も、夢を思い出して頬が勝手に緩んでしまうのを必死に堪えていたから。

期待してはかわされる…何度同じ事を繰り返しても、また期待してしまう。

        特別扱いされているその理由が、俺の欲しい答えだと思うから。

昨日、夢に現れなかった彼女にまたか?って…ため息が零れそうになったとき、彼女から電話をもらったんだ。

新しい風が吹く予感…何かを決意したあの娘の声に感じた、そう、それは予感というより確信。

…確かに存在する不思議な力。

それは、好きな人から元気をもらう言葉や、あの娘の涙が減るようにと願いを込めて贈った碧い石だったり…信じる力が呼ぶ奇跡という名の魔法。

何よりも大切なのは信じる力なんだ。

様子を聞きにきたマリアちゃんに不思議な夢を見るようになったんだと言ったら…彼女は嬉しそうに笑った。

「二人の気持ちが同調したから、素敵な奇跡が生まれたんだと思うわ。
それにしても毎夜だなんて/// さすがね?
私なんて、1度きりだもの…でも、それだけ二人の想いが強いって事の証明なんだから、蓮様!絶対大丈夫だから!!お姉様を諦めないで…もうすぐ、もう少しで…お姉様も気づくと思うから」

俺を励まそうとしてくれる可愛い天使に心からお礼を告げる。

「大丈夫だよ、マリアちゃん…ありがとう」

俺があの娘を諦めることなんて頼まれてもありえないから        

リックに誓ったんだ…もう逃げないって、あの娘を選んだ時点で俺の中に彼女を諦めるって選択肢はなくなったんだから。
後は手に入れるまで立ち向かうだけ。
どんなに打ちのめされようと、あの娘の傷が癒えるまで待つしかないのなら…いつまでも待ってあげる。

だから、心配しないで…俺を信じて…好きになって、この両手を広げて君をずっと待ってるから。

               誰よりも君を愛し続けると誓うから。

→ 5話へ続く

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