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☆Novel contents☆ 
Prisoner Of Love ~ 最高の魔法 ~ 

act.3 意識革命

(SIDE キョーコ)

「居ようか…一緒に」

そう云った彼は、私にマンションの鍵を渡して去っていった。

あの人は、どういうつもりで私に鍵を…
      それに、あのセリフ…

焦ってるて…っ、だから便乗させてもらったって…///

敦賀さんにいわれた言葉が何度も繰り返し…再生される。

ありえない展開にプチパニックを起こしてしまった私は、ぐるぐるの渦に呑まれ溺死寸前だった。

        眠れないままに夜が明けた。

坊の収録の為、TBMに来ていた私は、着替えを済ませホテルに向かおうとした所で社さんから電話をもらった。

敦賀さんの仕事あがりは10時の予定だったから、先に行って夜食の準備でもと思っていたら、翌日のスケジュールが変更になっと聞かされた。

取り直しの日が前倒しとなった事を知り、今日一日悩んでたことも忘れて不安に駆られた。

私が行ったところで何かが変わるわけじゃない…

鞄の中からスケジュール帳を取り出した私は、この時間だったら、なんとか撮影を見に行けるかも…と思いを巡らす。

すると、電話口で社さんが…

「そういえば、キョーコちゃんは…大丈夫?」

「…え?」

なんて答えていいのかわからない私に、社さんが戸惑いがちに訊いてきた。

「いや、…その、社長の依頼とはいえ、一つ屋根の下に若い男女が二人きりってさ、いろいろ不安もあるかなって…。その、蓮に限ってとは思うけど、アイツだってまだ二十歳そこそこの健康な男子だからね?…それに…」

「なっ///社さんっ・・・」

何の心配してるんですか~~~っっ/// って思わず顔が熱くなる。
…って、まさか、昨日の事…知ってて訊いてるの?

イヤァァ~~~~~ッ/// そうよ、私にはもっと考えなきゃいけないことがあったんじゃないっっ
昨日の今日で、私はどんな顔をすればいいのよぉ~~っ!

そんな私を、社さんの次の言葉が、冷静にさせてくれた。

「俺が思うに…蓮が不安に思ってることは運転の事じゃないと思うんだ。
ただアイツはそういうの…人に言うタイプじゃないから…」


事故でビビるようなそんなタマじゃないからね、アイツは…と確信を持って言う社さんに、不安が和らいでいく。

…確かに心配は要らないのかもしれない。

「……」

「キョーコちゃん…アイツの事頼むね?
俺には言えなくても…いや、キョーコちゃんと一緒にいるだけで違うと思うんだ。
癒されるというか、、、キョーコちゃん…昨日も蓮と会ってたんだろ?」


「えっ…あ、あのっ…敦賀さん、なにか云ってました?!」

上擦る声…挙動不審な私の行動をすれ違う人が訝しげにみつめていた。
そんな視線から逃げるように廊下の片隅に移動すると小さくしゃがみこんだ。

「え?…何かって…?…何でそんなに焦ってるの?」

社さんからの返事に、墓穴を掘ったことに気づいた。

「いえ!いいんです。あの、気にしないでくださいっっ それじゃっ」

「えっ、ちょっ待ってキョーコちゃ…」

恥かしくて、社さんの返事も聞かずに電話を切ってしまった。

私の口からは云えない…云えるわけないわ!!
一緒に居ようなんて…まるで恋人みたいなセリフを聞かされた上に、部屋の鍵を渡されたなんてっっ

それを嬉しく思う自分がいるなんて…絶対誰にも知られたくない。

「だってありえないもの…そうよ、こんなこと絶対ありえない」

だって、敦賀さんには好きな子がいる…あの人が本気で私を相手になんかするわけが…

ブツブツと呟きながら思考の小部屋に閉じ籠もろうとした時、

「…何がありえないのか、聞かせてくれるかな?」

頭上から聞こえてきたその聞き覚えのある声に、思わず腰を抜かしてしまった。

なんで    ・・・?

そこには、嘘毒吐きスマイルで私を見下ろす敦賀さんが立っていた。

→ 4話へ続く
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