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☆Novel contents☆ 

ダブルキャストと香水をモチーフに妄想した作品です。

(それまでのお話) 前編

Double Cast ~その香り危険すぎる?~ 中編 

(SIDE 尚)

取り繕うことも出来なかった…あんな格好悪い告白は初めてだった。

キョーコ相手に今さら気取る必要なんてないが、それにしてもアレはない、、出来ることならやり直したい位だ。
だけど、あんなことでもなきゃ素直になんてなれなかっただろうから…あれでよかったのかもしれない。

キョーコがあの男を意識してるのはわかってた…あの男がキョーコに気があることも。
わかっていながら放って置いたのは、その気になればいつだって取り返すことが出来るって思ってたからだ。
だけど、綺麗になっていくキョーコを見て、少しずつ、確実に俺から余裕がなくなっていった。

キョーコの俺に対する執着が薄れていくの感じるようになってからは、さらに。
でも、信じたくなかった…だから、キョーコを問い詰めて、そんなことはないって安心しようとした。

だけど             

キョーコの中の俺はいつの間にかアイツに追いやられて、小さくなっていた。
アイツの事でいっぱいになってたキョーコは逆ギレして、泣きながら言ったんだ。

「あの人には言わないで!私も告げるつもりはないからっっ」

そんなキョーコを見て、俺は怒りと後悔で打ち震えた。
俯いてギリギリと痛む胸を押さえていたら、堪えたはずの涙が零れ落ちてきた。

「だったら、俺を選べよ…」

情けないセリフ…それでも、諦めるなんて選択肢は考えられなかった。

俺にとってキョーコは特別な女だって…気づいたから。
キョーコ以上に俺をわかってくれる女なんていない…
同じように、俺よりキョーコのことをわかる男だっていない。

やっぱり俺にはお前しかいないんだって…だから、もう一度振り向かせてみせるって…約束した。

そんな矢先に、今回のオファーが来たんだ。

今度出す新曲とタイアップして流されるCM…
曲作りの参考にと見せられた絵コンテと出演者を聞いて、黙ってなんていられるわけがなかった。
だから、曲だけじゃなく俺がそれを演じられないかって必死に掛け合った。
アイツからその役を奪いたかった…でも、結局出来なかった。
その代わり、ダブルキャストということで俺も撮影に参加することになった。

アイツが動いたら最後、虚勢を張ってるキョーコなんか…ぺろりとあの鬼畜ヤローに喰われちまう。
だからその前に、…キョーコの目を覚ましてやるんだ。

お前が惚れる男は俺だけでいいんだって       

だけど、再認識させられたのは俺の方だけだった。

やっぱり諦めたくないってキョーコを抱きしめて強くそう思った。

真っ白なシーツに白い羽根が舞う。

愛らしく笑う天使のような笑顔に優しく頬を寄せる。
愛しい女にだけみせるその微笑みは眩しいくらい優しさに溢れていて…
はにかむ笑顔が二人だけの甘い時間を髣髴とさせる。

互いに惹かれあい自然と近づいていく距離…ほんのりと香るその甘さに酔いしれるように目を瞑る。

自分史上…初 スキャンダラスな香りを貴方に感じて欲しい。

俺とキョーコが演じたラストシーンは、初めての夜を髣髴とさせる戸惑いとドキドキ…等身大の甘酸っぱさが伝わる初々しい仕上がりとなった。

CMは、キャンパスですれ違った男女が、その香りをきっかけに恋に落ちるショートストーリー仕立てになっていて、甘い香りに誘われるように、恋に落ちた二人が夜を迎えるまでが描かれている。

大学を借りてのロケでは、違うアングルからのショットで同時に撮影されたが、スタジオでのベッドシーンは俺と入れ替わりに、続けて行われる。

だから…カットの声がかかっても、俺はキョーコを離せないでいた。

「ちょっと…離しなさいよ、カットの声が聞こえないの?」

役の抜けたキョーコの細い肩をぎゅっと抱きしめたまま、俺は耳元で呟いた。

「…今度は二人きりのベッドでその顔をみせろよ?」

わざとそんな言葉を投げかけた。
俺がみせた表情は演技なんかじゃない…キョーコの演技に本当の気持ちを引き出されただけだ。

「~なっ/// なにバカなこと言ってるのよっ!」

俺を突き放すようにして離れたキョーコは、赤い顔をしてこんな時にふざけないでよって、アイツの視線を気にしながら怒った。
軋む胸の痛みを隠してアイツに視線を移せば、鋭い視線でこちらを見ているアイツと目があった。
…静かにバスローブ姿で佇むアイツのその鋭い視線が、物語るカウントダウン。
でも、キョーコはそれに気づかない。

「…今の俺に、ふざけてる余裕なんてあるわけねぇだろ…」

零れた呟きに反応したような気がしたが、キョーコは振り向かずにそのまま歩いていった。

渡したくねー…だけど、アイツもきっと同じ事を思ってる。

悪あがきしたところで、キョーコの気持ちが簡単に変わるわけがねーことはわかってた。
だけど、諦めたくねーんだよ…。

スタッフに声をかけられて仕方なくベッドを降りた俺は、渡されたバスローブを羽織ってセットの隅に座った。

これからアイツとキョーコの撮影が始まる。

アイツがセットへと向かって歩いていくのが見える…。
そして、衣装を変えたキョーコがアイツに続いて、セットへと向かった。

これから、二人の撮影が始まる        
やりきれない気持ちでそれを見守るつもりでいた俺を前に、アイツが取った行動は…。

→ 後編に続く

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コメント

天使の微笑み

演技とはいえ、ベッドの上でそんなモノ見せられたら、離せませんよね。これを蓮さんはどんな気持ちでみてたんでしょうね。

ま、きっと後編の蓮さんは、ショーに見せつけるように凄いもん見せちゃうでしょうけど。

蓮さんの演技に呼応して、キョコさんもいい演技ができますようにw(蓮さんをドキドキさせられるのかしらwそれとも、キョーコさんの心臓の心配をしたほうが?)

Re: 天使の微笑み

すごいもの…になったかどうか怪しいですが、しでかしちゃう蓮さんをかきこしていますっ

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