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☆Novel contents☆ 

このSSは、2012.2.14のバれんタインデー★キッスという
しずかさんの素敵フリーイラストからの妄想で、しずかさんとseiさんに捧げた作品です。

2回目の…XXX (前編)

彼女との関係が変わって1ヶ月…俺はもう限界だった        

一緒に過ごした日々が嘘みたいに、会えない日が続いて俺は思い知らされたんだ。

自分の中で大きく育ってしまった彼女への想い…
ヒール兄妹として過ごした後遺症は思ってた以上に大きかった。

彼女に会いたい…声を聞いて、そして彼女の肌に触れたい…

そんな欲望が限界まで達した時、俺は遂に行動に出た。

偶然を装って彼女に会いに行った俺は、久しぶりに会えた彼女にお願いして、夕飯を作りに来てもらったんだ。

そして、いつものように…彼女を送るはずだったのに、その日…俺は彼女を帰してあげることができなかった。

好きだと告げると泣き出してしまった彼女…
想いが通じ合ったことが嬉しくて、俺はその日のうちに彼女を抱いてしまった。

      早急すぎた自覚はあった。
だけど、ずっと我慢してきた欲望はあっという間に箍が外れて、溢れ出してしまった。

        でも、だからって…これはあんまりじゃないかと思う。

あの日以来、彼女は俺と会ってくれない…。
電話やメールは交わすけど、忙しくなった仕事を理由に避けられてる気がする。

…限界だった…もう、我慢できないと、社さんに泣きついて(脅して?)彼女のオフに合わせて、休みをもぎ取ってもらった。

そして、学校帰りの彼女を拉致することに成功した。
マンションへと車を走らせる俺に…さっきまで黙っていた彼女が怒り出す。

「あんな所で待ち伏せするなんて…ズルイです!」

「…ズルイ?自分の彼女に会いに来ただけだよ…?」

しれっとそういった俺に、赤い顔をしながら…

「なっ…/// でも…スキャンダルになったらどうするんですかっ!」

真剣な顔で怒ってる彼女に、俺は燻ってる感情を隠しながら、茶化すように云った。

「…俺は君となら別に構わないけどね?」

「っ…私は構うんです!!」

俺とはスキャンダルになりたくない…って云う意味じゃないのは百も承知だけど、この1ヶ月の事を思うと、苛立つ感情を抑えられなかった。

「…君が俺を避けるからだろ?」

「?!」

「…気づいてないとでも思った?」

そういうと、途端に勢いがなくなった彼女は視線を泳がせる。

「私は別に…避けてなんか…」

急ブレーキを踏んで路肩に寄せた俺に彼女が驚いた顔で俺を見る。

「ないって…云い切れる?」

まっすぐに彼女をみつめて…その瞳に問う。

「…だって…どんな顔をして会えばいいか…会うと…その…
あの日のことを思い出しちゃって…/// だから、その…」

しどろもどろになって…顔を赤くする彼女に悪気はなかったのかもしれない…。
だけど、避けられてる俺は、不安と苛立ちでおかしくなりそうだった。

「やっと…俺のものになったと思ったのに…
俺は一秒だって早く長く…君に会いたくて堪らなかった」

そう云って引き寄せた彼女にキスをした。

優しく触れるだけのキスは、会えなかった分を埋めるように少しずつ深くなっていって…
気がついた時、彼女はその瞳に涙をいっぱい溜めてた。

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「…なんで泣くの…?俺にこうされるの…イヤ?」

そういうと…彼女は首を横に振った。

涙の理由がわからなくて、不安になった俺が彼女を抱きしめようとした時、彼女の身体がビクっと強張った。

( …怖がらせたのか…?)

小刻みに震え出した彼女に…ショックが隠せない。

「…家まで…送るよ」

本当はこのままうちに連れて行って、朝まで一緒に過ごすつもりだった。
エンジンを掛け直す俺に、彼女が…小さな声で云ったんだ。

「イヤなわけじゃないんです…ただ…」

「ただ…?」

優しい声で聞き出そうとすると、ぽつりぽつりと…彼女がその理由を教えてくれた。

「怖かったんです…あの日、嬉しかったのに…
知らない男の人みたいに…思えて…それに…その…すごく痛かったし///」

痛かった…って云われて、申し訳ない気持ちになった。
初めての彼女を気遣ったつもりだったけど、無理をさせた自覚もある…。

「…ごめん、俺…余裕なかったから…無理をさせたんだね?」

そう詫びると、彼女は慌てて…首を振る。

「違うんです!…私が子どもだから…だから、そう…びっくりしただけで…」

まるで言い聞かせるみたいに云う彼女を覗き込んで訊いた。

「俺のこと…怖い?」

すごく不安そうな顔をしていたのか…俺の顔を見てクスッと笑った彼女が

「怒ってる時は…ものすごく怖いけど…今は平気です」

そういって上目遣いに微笑む顔がすごく可愛くて、やっぱり一緒にいたいと思った。

「…もう少し一緒にいてもいいかな?」

コクンと頷いてくれた彼女に安堵した俺は、マンションへと車を走らせた。
彼女が作ってくれた夕飯を食べて、一緒にDVDを見たりして…楽しい時間はあっという間に過ぎていった。

時計の針が深夜に近づくにつれて、俺は切なくなってきた。

もっと一緒にいたい…彼女に触れてたい…

だけど、無理強いをして彼女に嫌われることになったらと思うと、俺からは言えなかった。
微妙な空気に彼女が緊張してるのもわかったから、俺はキーを手に取った。

「…送ってくよ」

そう云って、玄関へと向かって歩き出した俺の背に彼女がしがみついてきた。

「まだ…帰りたくない…っていったら…怒りますか?」

そう云って真っ赤な顔で、潤んだ目で、俺を見上げてくる彼女に…

「ごめん、これ以上一緒にいたら…俺、抑えられそうにないから…」

ぎゅっと手にしたキーを握り締めながら答えると、彼女が小さな声で言ったんだ。

「優しく…して…くれるなら /// 」

→ ☆後編へ続く
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