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☆Novel contents☆ 

本誌続き妄想です。ネタバレNGな方は華麗にスルーしてくださいませ~。


(それまでの話) 1話

LoveMonster 攻略不能の恋?!

ACT.2

(SIDE 尚)

3月13日       … 
祥子さんに付き合って事務所に寄った俺は、マネージャーに愚痴っているポチリの姿を発見した。

『脳が溶けちゃう程エッチなチューしてくれるってゆった!!』

約束を思い出した俺は…見つかると面倒くせーなと踵を返したが、聞こえてきた内容に足を止めた。

「もぉ~、結局、あれから尚ちゃんには全然会えないし~~っ!!
何よ、この記事っっ…あの子の特集記事じゃないっっ!
尚ちゃんのプロモに出たのはあの子だけじゃないのにっっ
しかも、進級テスト明日しか予定が取れないって、、、どんだけ、仕事が入ってるっていうのよっ」

雑誌をテーブルに叩きつけて、キョーコへの不満を露わにするポチリ…

(キョーコの奴…明日、学校に行くのか…)

ニヤリと笑みを浮かべた俺に、祥子さんが心配そうに顔色を窺ってきた。

「…しょ、尚?」

「…のど飴持ってたよな?祥子さん」

「え?えぇ、あるけど…」

戸惑いながら飴を取り出した祥子さんから一粒だけ受け取ると、俺は美森に向かって歩き出した。
明日はホワイトデー…俺は、飴玉をチラつかせながら声をかけた。

「…さっきの話、詳しく教えてくれたら…ご褒美をやるぜ?」

舌を出してキャンディにキスするようにエロイ顔をみせてやると、ポチリはそれだけで蕩けるように目をハートにさせた。

「イヤ~~~~ン、尚ちゃ~~~ん… あめが~甘いのぉ~~…っ///」 

ふにゃふにゃになったポチリを残して会議室から出てきた俺は、心の中で呟いた。

(キョーコめ、、、待ってろよ、クックックッ)

*******

翌日、祥子さんの運転で俺はキョーコの学校に向かっていた。

「…お願いだから、アレはやめて…あの顔だけは~~っ…」

ブツブツと独り言を言いながら運転する祥子さんをみながら、俺は流れる景色に視線を移した。

結局、あの日以来…キョーコとは連絡が取れていない。

携帯は翌朝には電源が入っていた…だから、俺の思い過ごしだったんだとキョーコの下宿先に行くのはやめた。

だが、その後もキョーコの奴は、一向に俺の電話に出やがらねー…

繋がらない電話にイラつきながら、アイツの鬼畜顔を思い出すたびに焦燥が募っていく。

心配することは何もねー…何も起きたりなんかしてねー…

何度もそう言い聞かせてるのに、嫌な想像(妄想)に囚われて、気づけば、キョーコの事ばかり考えていた。

そんな自分に腹が立って、違う事を考えようとしても…気づけばまた…その繰り返しだった。

キョーコに会いにいったあの日…感じたんだ。
俺への関心が薄れていってるのを    …だから、わざと言わせた。

敦賀蓮なんて何とも思ってねーって、キョーコの口からはっきりと聞いたのに、それでも落ち着かなくて…アイツを待ち伏せた。

冷静に考えれば、その行動自体、俺の余裕のなさを物語っていたのに、プライドが邪魔をして…
自分の本当の気持ちに向き合う事すらできずにいたんだ。

他人の手垢がついたって譲れない…大事な存在だって、わかっていたくせに       

*******

今日は一般の生徒は試験休みらしい。(←美森から聞いた)
学校にいるのは採点の為に出勤した教師と、進級テストを受けに来る芸能科の生徒だけ…そのうちの一人がキョーコだ。
休日の学校は人通りもほとんどなく、通りを行き交う車もまばらだった。

校舎から出てきたキョーコをみつけた俺は、帽子を深く被り静かに車を降りた。
近づいてきた所で帽子を脱いだ俺と目が合ったキョーコは、信じられないものをみたという顔で固まった。

「…話がある」

そう云ってキョーコの手を掴んだが、その手はすぐに振り解かれた。

「…何の用?…一度ならず二度までも、本当に迷惑な男ねっっ」

憎憎しげな表情を浮かべたキョーコにほっとしてる自分がいた。
いつもと変わらないキョーコをみていたら、それまでの怒りが一気に爆発した。

「おまえが俺の電話に出ねーのが悪いんだろっっ!!」

キョーコが電話にさえ出ていれば、俺はこんな感情に振り回されることなんてなかったはずだ。

「…非通知でかかってくる不審な電話に出る必要なんてある?」

「ぐぬぬっ…」

正論で切り返され、思わず言葉に詰まってしまった。
だが、着信拒否されるってわかってて通知なんかできるわけねーだろうがっ!と心の中で反論していたら、ぼそぼそっとキョーコが呟いたんだ。

「…本当、あんたがあんな時間にかけてこなければあんな事には…」

そのセリフに、ピクリと身体が反応する。

あんな時間      だと?

キョーコの言葉に、何度も打ち消した嫌な妄想が走馬灯のように駆け巡った。

アイツに喰われて喜んでるキョーコと、俺を蔑むように見下ろす鬼畜顔の敦賀蓮…

やっぱりあの日…アイツと        ? 

そう思ったら、抑えられなかった。
嫉妬に歪む顔、湧き上がる怒りのままにキョーコを睨んだ。

「なっ…何よ…?」

俺の形相に怯んで、後ずさりするキョーコに至近距離で詰め寄った。

「…アイツと何があった?」

すると、一瞬の間があって…目の前でキョーコが真っ赤になった。

「?!」

耳まで真っ赤にして恥かしそうに俯く顔は、恋する女の表情そのものだった。

(…なんだよっっ、その反応はっっ まさか、マジでアイツに…)

        それまでの怒りが焦りに変わった。

ふざけんなよ、お前の一番は俺だろ…っ
敦賀蓮なんか、何とも思ってないって…
アイツだけは好きにならないんじゃなかったのかよっっ!

足元から崩れ落ちていくような感覚に襲われて呆然としていると…背後から車のドアの音がバタンバタンと二つ聞こえた。
振り返ると、心配そうに俺をみつめる祥子さんと、派手なでかい女が視界に映った。

「…?」

誰だ、この女は…と、訝しげにみていたら、キョーコの顔からサーっと血の気が引いた。

「み、碧さん…」

みどり…?知り合いなのかとキョーコに視線を移したが、キョーコは俺と目を合わせようとしない。
俺から距離をとり、素知らぬ振りを決め込むキョーコにいらっとした俺は、キョーコの腕を掴もうとした。
しかし、次の瞬間、ガシッとその腕を後ろから押さえられた。

「…うちの京子にどんな御用かしら?」

威圧的な鋭い眼光…でかい女の背後に回ったキョーコが、申し訳無さそうに口を開く。

「すみませんっっ、碧さんっっ…遅くなってしまって…」

詮索されたくないとばかりに、先を急ごうと促すキョーコに、にっこりと微笑んでその女は言った。

「…時間には余裕があるから大丈夫よ?
それよりも、私は今後のマネージメントの為にも、彼の事を正確に把握しておきたいんだけど…」


その声色は優しいが、どこか有無を言わせない迫力があった。

「…わかりました、移動しながらでもいいですか…?」

観念したような顔でそういったキョーコに優しく声をかける。

「…いいわ、そうしましょう」

背中を押され車に乗り込もうとするキョーコに向かって叫んだ。

「待てよっっ、話はまだ終わってない…お前…やっぱりアイツの事っ」

すると、不自然なほど体を強張らせたキョーコが、続く言葉を遮るように言い返してきた。

「…約束は守るわ…」

助手席にキョーコを乗せた後で、京子のマネジャーはにっこりと俺と祥子さんに笑顔を向けてきた。

「初めまして…不破君よね?そちらにいるのは、不破君のマネージャーかしら?
私、京子のマネジャーの宝田碧と申します。」


「キョーコちゃんのマネジャー…宝田ってもしかして」

祥子さんが顔色を悪くしながら呟いた。

「えぇ、兄はLMEの代表を務めてるわ…その兄に、京子のことを任された以上、私はあの子をうちの看板となる女優に育てるつもりよ?」

「……」

キョーコがLMEの看板女優に…一流の女優になる?

「だから、京子にとって…マイナスと判断した場合には、それ相応の対応をさせてもらうつもり、、、
あなたも、その坊やが大事でしょう?…躾は最初が肝心よ?」


なっ、坊やだと?!人をガキ扱いしやがってと、ムッとしていると不敵な笑みを向けられた。
突如現れたマネージャーの存在に、苛立ちを隠しきれない俺は、取り繕う事もなく視線を逸らした。
そんな俺の態度を見て祥子さんは、慌てて頭を下げた。

「は、はいっっ…すみませんっっ、以後気をつけますので…っっ、ほら、尚も謝って…」

「んでだよっ、何も悪い事してねーだろっ…ただ、幼馴染に会いに来ただけじゃねーかっっ」

わざと関係を暴露するように言い返してやった。
キョーコが俺との事をどこまで話すかはわからねーが、俺は会いたい時に会いに行く!そう宣言したつもりだった。すると、そんな俺に釘を刺すように…

「…そう、幼馴染なの…まぁいいわ、詳しくは京子から聞くから…何かあれば、今後は私を通してもらえるかしら?
お互いに年頃のタレントを扱ってる以上、軽率な行動は控えてもらわないと…それじゃ、お先に失礼するわね」


そういって互いに名刺を交換した祥子さんは、ペコペコと頭を下げ二人を見送った。

「クソッ…」

結局、肝心な事を聞き出すことも、言う事もできなかったじゃねーか!
しかも、あんなマネジャーがついたんじゃ…

       キョーコとの距離が開いていく現実に、俺は嫌な予感しかしなかった。

→ 3話へ続く
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コメント

うふふw

ポチリは少ない脳味噌がとうとう溶けちゃったみたいですね。御愁傷様。碧さん、格好いいですね!これまで、マネージャーがついていないことで、京子を最下層タレントみたいに思っていた祥子には、社長の身内のその就任は驚きでしょうねw 
このお話。スタートが嬉しくて、ブログで呟いてしまっているのですけど、ご迷惑でなければ、アメバの記事リンク(只今は無許可なのでトップリンク。勝手にすみませーーん)させていただいても?強奪とか関係なしに、日常記事で、アップされてますーといいたいだけなのですけど。

Re: うふふw

いつも美味しいおコメありがとうございます。
seiさんのコメ発の続き妄想なので、強奪も宣伝も呟きもご自由にどうぞ♪
例の如く行き当たりばったりですが、、、(笑)
しかも、続き妄想ということで、本誌発売までにエンドマークをつける…という自分の中のルール発動中のため、向うの連載がさらにかめ更新になることをご容赦下さい。
平謝下orz

ポチリのこのネタ…入れたかったんです。
キョコちゃんが見てたら、ボロボロと号泣して哀れんでそうだなって。(笑)

有り難うございます。

強奪も宣伝も呟きも自由!
なんて太っ腹な!!

ありがたやーー!遠慮の欠片もなく、強奪宣伝の道を歩ませていただきます!ありがとうございました!

v-10

Re: 有り難うございます。

いえいえ~こちらこそ、いつもありがとうございます♪

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