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  蓮誕まであと・・・

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☆Novel contents☆ 

本誌続き妄想です。ネタバレNGな方は華麗にスルーしてくださいませ~。


(それまでの話) 1話 2話 3話 4話 5話 6話 7話 8話 9話 10話 11話

LoveMonster 攻略不能の恋?!

ACT.12

(SIDE ローリィ)

「おーい、誰か手の空いてる奴、これをDスタに運び入れてくれないか?」

現場では、映画の最終セットの組み立てが始まろうとしていた。

俺は特注で作らせたドピンクの鳶服をまた身に纏い…こっそり二人の様子を見にきていた。

「…わかりました、その成果(俺が)活かしてみせますよ?」

蓮を焚きつけたのが、吉と出るか凶と出るか…
不破君には悪いが、二人の想いは本物…本気になった蓮にはあの娘も勝てまい。

きっと昨日の夜はさぞかし…クソー、この目で見れないのが口惜しいわいっ。

せめて一夜明けた初々しい二人の様子を見ようと(出歯亀しに)やってきたんだが…二人はどこだ?

周囲を見渡すと、出番を終えたキャストたちが休憩の為に移動を始めたところだった。

「ったく、彼女はどうしたんだって聞いただけなのに…あんなに怒る事ないだろっっ」

「まぁまぁ村雨さん、兄妹喧嘩でもしたんじゃないんですか?」

兄妹喧嘩…って、もしかして、最上君は来てないのか?!

…どうりで見つからないはずだ…ってまさか、蓮の奴っっ! ( ← 社長さん妄想中 )

「敦賀さん…んっ」

互いに想いを確かめ合った二人は…熱く抱擁を交わし、唇を重ねた。…(そこまでは許そう、許容範囲だ!)
何度も重ねるうちに深さを増していくキス…

「ごめん…最上さん、俺、我慢できそうにない…」

ベッドにもつれるように倒れこんだ二人は…

「待って…やぁっ…んんっ…」

そのまま朝まで…ピーーーーーーーー(自主規制)

箍が外れて、初めての彼女に無理をさせたんじゃないだろうな??

ぐぬぬぬ…っ蓮め、あれほど一線は越えるなと云ったのにっ!( ← どうやら決定事項? )

蓮はどこだっっと、眉間に皺を寄せながらキャストが来た方向に目を凝らした。
すると…

         ん?…

そこにいた蓮を見て、俺は思わず、何度も瞬きを繰り返してしまった。

そこには、昨日の事を思い出して、デレMAXになりそうなのを必死に隠そうとしてる蓮ではなく、俺以上に殺気だったオーラを纏った、不機嫌MAXの蓮…扮するB・Jがいた。

( どうなってるんだーーーーっっ、最上くーーーんっっ )

一体、昨日の夜…二人の間に何があったんだ、余計に気になるだろうが~っっ 

ウガーとなりながらも、俺は静かにその場を後にした。

( 蓮の奴…とても話しかけられるような雰囲気をしていなかったからな、今はそっとしておいてやろう。 )

しかし、これで陥落したかと思ったが、なかなかどうして…やはり最上君は手強いな。

彼女を攻略するには、もう少し…時間がかかりそうだ。

*******

(SIDE 蓮)

イライライライライラ・・・・

ベッドに座り、時計を確認しては…部屋の中を歩き回る。

ドアが開くのを今か今かと気にしながら…俺は落ち着かない時間を過ごしていた。

昨日の夜、彼女に告白した。…彼女の反応に確かな手応えも感じた。
それだけで満足していればよかったのに…欲を出した結果がコレだ。

でも、俺はどうしても、確かなものが欲しかったんだ    

*******

「あの…」

潤んだ瞳で見上げられて、ドキッとした。
だけど、告げられた言葉は、想像と違っていた。

「少し…時間をくれませんか?」

「…え?」

好きです…という返事を期待してた俺は、何度同じことを繰り返せば学習するんだと、自分の未熟さを悔やんだ。

彼女は他の子とは違う…思い通りになんかいかないんだってわかっていたくせに。

期待した分、ショックは大きかった。
やっと俺のものになるんだって…
密かにこの後の展開とか考えてドキドキしてた自分が馬鹿みたいに思えた。

それでも、否定されなかっただけマシか…
少なくとも、告白は受け止めてもらえたのだから。

そう思い直して、彼女に訊いたんだ。

「少しって…どれくらい待てばいい…?」

少しって表現はとても曖昧なものだ…人によってその感覚は全く違う。

2~3日のことかもしれないし、1~2週間…いや、数ヶ月、下手をすれば数年単位に及ぶかもしれない…

アイツが何かしてくるかもしれないっていうのに、
…俺には待ってあげられる余裕なんて、本当はなかった。

今すぐ俺のものにしてしまいたい位…限界を感じてたんだ。

なのに、君はそんな俺に云ったんだ。

「…アイツに確認しておきたい事があるんです」

「?!」

さっき、アイツの話をしたばかりなのに…なんで…っ

「そうしないと変われない…変わりたいんです、私も」

自分を変えたいんだといわれて…

「…わかった」

そう云うしかなかった。

いつかはアイツと決着をつけなきゃいけない日が来るとは思っていた。

でも、今はまだ…本当はアイツと関わらせたくなんかない。

アイツの気持ちを知ったら、俺じゃなくアイツを選ぶんじゃないかって不安でしょうがないんだ。

そして翌朝、いつもと同じようでいて違う朝を二人は迎えた。

彼女の作った朝ご飯を食べようと向かい合わせに座った時、彼女が云ったんだ。

アイツと連絡がついたって      

いつの間にって思ったが、俺がシャワーを浴びてる間に連絡をしたらしい。

それを聞かされただけで胸がズキっと痛んだ。

アドレス帳にアイツの名前がないことは知っている。それでも、彼女はアイツのナンバーを覚えているんだ。

彼女がアイツと過ごした日々は…消せない。

彼女の中にはアイツがいる…彼女の人生は、アイツと過ごした思い出で溢れてる。

そしてそれは、アイツにとっても同じ    

幼馴染って存在はなんて厄介なんだろうと思った。

…俺は、何度も感じた二人の強い繋がりに勝つことができるんだろうか?

「っ…」

不安を感じるたびに、胸が締め付けられるように苦しくて、堪らない気持ちになる。

( 早く、彼女に会いたい… )

彼女のベッドサイドに置かれたままのCDが見えて、俺はそれを手に取った。

彼女が、不破に確認したいことって何だ…ジャケットの不破の顔を見ているだけで、嫌な想像に囚われる。

ピシッとケースにヒビが入った音で、ハッと我に返った。

…もしかしたら、このCDと何か関係があるのかもしれない。

( アイツの歌なんて…あのプロモ以来、聴いてないな… )

歌詞カードを取り出そうとケースを開いた時、パラリと…小さな紙切れが落ちた。

その白い紙切れを拾おうと屈んだ時、ガチャリとドアが開く音が聞こえた。

→ 13話へ続く
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コメント

ぴぎゃーーー!

ドキドキの展開の2話読破!
どっくんどっくんしております。
さすがキョコさん。一筋縄ではいきませんね!

どうなるのでしょーーー!!ああ、着になります。

11&12も頂戴して帰ります!有り難うございましたー!

Re: ぴぎゃーーー!

コメレス 遅くなりました~

続きも楽しんでもらえるといいなぁ~。

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