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☆Novel contents☆ 

本誌続き妄想です。ネタバレNGな方は華麗にスルーしてくださいませ~。


(それまでの話) 1話 2話 3話 4話 5話 6話 7話 8話 9話 10話 11話 12話 13話

LoveMonster 攻略不能の恋?!

ACT.14

(SIDE キョーコ)

「…もう、あんたに復讐するのはやめるわ、だから…」

あの歌を聴いてから、ずっと考えてた      

もし、ショータローに好きだって言われたら、
あの頃の気持ちが甦ったリするんじゃないかって。

でも           

「あの約束もなかったことにして     っ…」

       敦賀さんが私を好きだって言ってくれた。

…敦賀さんがいたから、私は新しい夢をみつけることができた。

あの人が私を必要としてくれるなら     
もし、それで傷つくことがあっても、
この気持ちに嘘をつく以上に苦しいことなんてないと思えた。

好き…敦賀さんが好き。
あの人の気持ちに応えたい…私は、あの人に愛されたい。

だから、ショータローの事はもう過去にする       

ショータローの気持ちを確認して…それがどんな答えでも、告げるつもりでいた。

愚かな女だと思われても構わない。

あの人が妬いてくれて、嬉しかった。でも、その事であの人を苦しめたくないから。

「…アイツを選ぶって言うのか、俺を捨てて…」

「…っ」

傷ついた顔でみつめられて、思わず目を逸らしてしまった。

         私が・・・ショータローを捨てる?

確かに私は、あの人を選んだ…だけど、ショータローを過去にすることが、捨てる事とイコールだとは思ってなかった。

「…お前は復讐をやめたんじゃない…終えたんだ」

寂しげな顔でそう言われて、胸がきゅうっと苦しくなった。

「自業自得だよな…ハハッ…バカみてー…」

そう云って、片膝をついて床に座り込んだショータローが項垂れる。

私を捨てた事を後悔させてやりたい…いつか、見返してやりたいって思ってた。
復讐を果たしたあかつきには、泣いて謝るショータローを見下ろして、高笑いしてやるんだって…

     こんなショータローを見たかったわけじゃない。

いつだってショータローは、憎たらしい位、自信満々で…格好良かった。

小さい頃から、転んで怪我したって…おばけや雷だって平気な顔をして…
男が泣いたらおかしいだろって、そんな格好悪い真似できるかって…

          そんな尚ちゃんが、大好きだった。

泣き顔なんて見せたことがないショータローの頬を滑り落ちる涙…

私は、それに気づかない振りをして部屋を後にした。

消し去りたいと思った過去…でも、ショータローがいたから…私は笑っていられたんだ。

          こうして、私の初恋は幕を閉じた。

あれから…どこをどう歩いてきたのか、気づいたらホテルの前にいた。

通りを行き交う車のヘッドライトに照らされて、今が夜だいうことに気づいた。
何時だろ…とぼーっとした頭のまま、時計に目を落として、我に返って驚愕した。

( ヒィ~~~~~~ッ、もうこんな時間?!敦賀さん、帰ってきてるじゃないっっ )

急いでセツの服に着替え、慌ててエレベーターに飛び乗った。

いつものフロア…このドアの先には敦賀さん…ううん、兄さんがいる。

早く入らなきゃ…って思うのに、ドアを開けられずにいた。

そういえば、さっき、ミューズに何か話しかけられた気がする…
焦ってたから、すみません~っ明日聞きます~~って、聞く耳も持たずに来ちゃったけど…

          敦賀さんが待ってる。

「少しって…どれくらい待てばいい…?」

ショータローの事は、過去にするって決めた。
だから…セツの仕事を休ませて貰ってまで、話をつけてきたんでしょっ

新しい自分になるって…
あの人の胸に飛び込んで、この気持ちに素直になればいい…。

でも        本当にそれで…新しい自分になれるの?

昔の自分に戻るだけなんじゃないの?
恋愛しか頭になかったあの頃の私に…ショータローの涙が脳裏をチラつく。

こうしてる間にも刻々と時間は過ぎていく。

大きく息を吸って…私はいつもの言葉を唱えた。

「…アタシはセツカ、アタシはセツカ…」

そう、今はまだ…ミッションの途中。

         だから、私はセツの言葉と行動で、自分の気持ちを告げればいい。

(SIDE 蓮)

ガチャリ…聞こえてきた音に、視線をドアへと向ければ…そこにはいつもどおりのセツが立っていた。

「兄さん、遅くなってごめん…夕飯、食べた?まだなら…急いで何か作るけど…」

「あぁ、頼む」

セツが作ってくれた夕飯を食べながら、俺は・・・ある不安に駆られた。

昨日の事は夢?…それとも、彼女の事が好き過ぎてみた幻覚?!
まさかと思うが…
この病気は、まるで末期の麻薬中毒者みたいに、妄想と現実の区別さえできなくなるのか???

そんなことを本気で考えてしまうほど、彼女のセツはいつも通りだった。

「どうしたの、兄さん?…美味しくなかった?」

「いや、…うまいよ。お前の作るものはどれも俺の好みに合ってる」

「/// 当たり前でしょ、兄さんへの愛がこもってるんだから!…残さず食べてよね?」

そう云って、自分の食器を持って立ち上がったセツは、キッチンに向かった。

夕食の後片付けをするセツを見ながら…切なくなる胸。

( アイツと会って…なにを話した?
確認してきたんだろう?…それで…君は変われたのか? )

すぐに話してくれるんじゃないかと思っていたが、どうやら…今の彼女にその気はないらしい。

セツを憑けたままの彼女に、俺はまだ…待っていなければいけないことを悟った。

仕方ない…と立ち上がったとき、ポケットの中からクシャリと音がした。
拾った紙をそのままポケットに押し込んだのを思い出した。             

取り出して、その紙を広げると…そこには

        好きだ。

一言だけの、誰からとも、誰宛とも書いてないラブレター… 

彼女はきっと…この紙の存在に気づいてはいない。
気づいていたら、ここに置いていったりしないはずだ。

心がざわつく…彼女の事になると、簡単に鎖が外れてしまう。
ガタゴトと暴れだしそうになるクオンを感じながら、グシャリと紙を握りつぶした。

そして、キッチンにいるセツをみて…その紙をくずかごに捨てた。

嫉妬でおかしくなりそうな自分を落ち着かせて欲しくて…無意識に彼女の温もりを求めたんだろう。

俺の足は、静かに彼女に向かっていった。

だが、背中から抱きしめようと彼女に近づいた俺は、

          首筋に残る…アイツのシルシを見つけてしまった。

→ 15話へ続く
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コメント

きゃ〜

ショーちゃん印!発見されちゃいましたね!!
もう、こーなったら、兄さんの中の人は!!!

(ΦωΦ)フフフ・・

14話も楽しい展開でした!
蓮に恋してなければ、情によりショーを完全には切れなかったかもしれないですね。(T△T;)
蓮を傷つけないために、スパッと過去を清算したキョコさん。
その報告をまだ聞けず、嫉妬の塊となる蓮さん。

このあと、ちゃんと会話が成り立つのでしょうか。(笑)

14話も頂いて帰ります!毎度有り難うございます!
15話もめちゃくちゃ楽しみにしてます!

Re: きゃ〜


> このあと、ちゃんと会話が成り立つのでしょうか。(笑)

ボディトークも交えて?!必ずするであろうアレの上書き。

みなさんの願望・妄想を満たす展開になればいいなぁと…ガンバリマス!

え〜〜〜!

え〜〜〜〜〜∑(゚Д゚)

尚ちゃん いつつけたのぉ

オドロキました。ぎゃー!

Re: え〜〜〜!

軽く触れただけでもやけどするぜっっ なんて…尚ちゃんの肺活量がなせる業??
いやいや、キョコちゃんの肌はそれだけ柔肌ってことで…///

だけど、それ以上に、蓮さんの害虫チェックレーダー最強かも?
ズーム機能も搭載されてる、うんうん。

尚ちゃんは煽り要員ですからね。

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