プロフィール

みー

Author:みー
FC2ブログへようこそ!


最新記事


最新コメント


月別アーカイブ


カテゴリ


月と星と妖精ダスト

  蓮誕まであと・・・

検索サイト


Ranking


アクセスカウンター


オンラインカウンター

現在の閲覧者数:

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
web拍手 by FC2
☆Novel contents☆ 

本誌続き妄想です。ネタバレNGな方は華麗にスルーしてくださいませ~。


(それまでの話) 1話 2話 3話 4話 5話 6話 7話 8話 9話 10話 11話 12話 13話 14話

LoveMonster 攻略不能の恋?!

ACT.15

(SIDE キョーコ)

「…セツ」

洗い物を済ませた私は、翌朝の仕込みをしようとしていた手を止めた。
そして、兄さんの声に、少し距離を取るようにして振り返った。

「なぁに、兄さん…?」

スキンシップ過剰な兄さんに、また抱きしめられるんだと思ったから。

でも、振り返った私の目に映った人は…兄さんじゃなかった。

それは直感      … だけど、その人は兄さんの言葉で話しかけてくる。

「…そんなにお仕置きをして欲しかったのか?」

その目はどこか怒気を孕んでる…ように思えた。

「…っ」

         お仕置きって…?

今日の事を話さなかったから?…動揺してる私を、まっすぐにみつめたまま…
恐ろしいほど艶めいた空気を纏ったその人は、近づいてくる。

あの人にみつめられるだけで、身体が熱くなる。

夜の帝王を前に、私は固まってしまった。そんな私の頬にスゥーと彼の指先が伸びてくる。
その手が触れた瞬間、身体がビクッと強張った。

でも、そんな私に躊躇することなく、彼の指は艶かしく降りていき私の首筋をなぞった。

ひゃあ~~~っ/// と目を瞑って、されるがままの私。

「…気づいて…ないのか?」

その言葉に、そろーっと目を開けると、私を見下ろすマジ怒りの瞳と目があってしまった。

( ヒィ~~ッッ めちゃめちゃ怒ってる~~っっ )

思わず涙目になる私に、兄さんはその綺麗な顔を歪ませながら小さく呟いた。

「俺には許さなかったくせに…」

首筋をジッと睨むようにみつめるその視線に…ハッとした。

そういえば、さっき、ミューズも首がどうのって…言ってた気がする。

        もしかしてキスマーク?!

…ショータローに抱きしめられた時、首筋にアイツの唇が触れた。でも、まさかそれが痕になってたなんて思いもしなかった。

      行かせるんじゃなかった…」

そう言われて、ズキンっと胸が痛んだ。
この人にこんな顔をさせるなんて          

「…やっぱり、アイツを選ぶのか?」

怒りと悲しみが入り混じった声…。
私はこの人を傷つけたくなくて、ショータローに会いに行ったはずなのに…

「…否定しないんだな…?」

すごく怒ってる      … 
当然よね、こんな痕つけてのこのこ帰ってくるなんて、呆れられても仕方ないわ。

でもね、セツが云うの…兄さんだって思い知ればいいのよって      

過去にその腕にたくさんの女を抱いてきたんでしょう?
アイツとの過去なんて、可愛いものじゃないって。

       嫉妬に顔を歪ませる彼が、こんなにも愛しい…なんて、私も病んでしまったのかもしれない。

「…クスッ」

妖しげな笑みを浮かべて、愉しそうに笑ってみせるセツ。

( …兄さんはアタシのもの…敦賀さんは、私の… )

「…何がおかしい」

苦しそうに歪む顔が、私に実感させてくれる…

こんなにも愛されてるんだって…それが、嬉しくて堪らないの。

         だから、私も応えなきゃいけないわよね?

アタシは兄さんのものなんだから        

「…だって、こんなシルシに意味なんてないのに、兄さんが怒ってるから…」

「意味がない?」

気持ちのこもってないキスと一緒…こんなシルシに意味なんてあるわけない。

         それを証明してあげる。

バサッと上着を脱ぎ捨てた私は、ビスチェの胸元のリボンに手をかけながら…

「…アタシの全部を兄さんにあげる」

兄さんをベッドに押し倒した。



(SIDE 蓮)

彼女の白い首筋にうっすらと残る赤い痕…ソレを見つけたとき、アイツの顔が浮かんだ。

目の前で奪われたキス…あの時のアイツの、あの勝ち誇った顔が。

キョーコは返してもらった…って彼女を傍らに抱きしめて笑うアイツの姿が浮かんで、堪らない気持ちになる。

暴れだす黒い闇…込み上げてくる苛立ちと焦燥が、胸を掻き毟る。

そんな俺に、彼女は        

「…アタシの全部を兄さんにあげる」

セツの言葉で…そういったんだ。

妖艶な笑みを浮かべ俺を挑発するように…役を憑けた彼女は俺を翻弄する。

どこまで本気なのか       …俺に抱かれる覚悟があるっていうのか?

彼女を俺のものにしたかった…
欲しくて堪らなかった彼女にそんな事いわれて、我慢なんてできるはずもなかった。

「…いいんだな?」

「…もちろん…兄さんもくれるんでしょう?」

そう云って指先で首筋をなぞる彼女は、俺に新しいシルシを刻む。

チュッチュ…と聞こえてくるリップ音に満たされていくあの感覚…

「あぁ、全部…お前のものだ」

そういった俺を見下ろす彼女がみせる素の笑顔も…全部、セツを演じるあの子の言葉。

台本なんてない…二人だけの世界で繰広げられるストーリーは、俺たちだけのもの。

        だったら、俺もそれに応えればいい…。

俺はグイッと彼女の頭を抱き寄せて唇を重ねた。

溢れだす想いのままに、唇を蹂躙し重ねあうキス。
そして、彼女を反転させた俺は、彼女の首筋に残るアイツの痕を消すように…
何度も何度もきつく吸い上げて、
その夜…甘い痛みと共に彼女の身体に深く、俺を刻み込んだんだ。

→ 16話へ続く
スポンサーサイト
web拍手 by FC2

コメント

カインな蓮さん!

やっと、セツなキョコさんを手に入れられるのでしょうか!

こんなときまでセツなキョコさんが素敵です!!
キョーコの心をセツの大胆な言葉と行動であらわして、カインな蓮さんを翻弄してあげてくださいましー!(←中身は天然乙女なので、難しいですかね。未知な破廉恥エリアに入ったら)

ウフフ

15話も有り難うございます!!!!(籠にイン!!)
次も楽しみです!

ついに・・・・


桃色な展開に突入ですね☆☆
次が楽しみです♪♪

Re: カインな蓮さん!

がっつり頂いたカインな蓮さん…になってるのかな??

未知な破廉恥エリアに関しては、蓮さんが優しく且つハードに誘導してくれたことと思います。
その辺はまぁ、隠れプレイボーイなあの人が、、、

クオン君の本質が垣間見えたんじゃないかと…想像で補ってください。(照)

Re: ついに・・・・


楽しんでもらえるといいなぁ…。

みーは楽しみながら書きました。(笑)

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

 | BLOG TOP | 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。