プロフィール

みー

Author:みー
FC2ブログへようこそ!


最新記事


最新コメント


月別アーカイブ


カテゴリ


月と星と妖精ダスト

  蓮誕まであと・・・

検索サイト


Ranking


アクセスカウンター


オンラインカウンター

現在の閲覧者数:

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
web拍手 by FC2
☆Novel contents☆ 

本誌続き妄想です。ネタバレNGな方は華麗にスルーしてくださいませ~。

(それまでの話) 1話 2話


Iolite ~ 導かれし海の妖精 ~ 3話

(SIDE キョーコ)

「…君が好きなんだ、最上さん」

「…え?」

え…あれ、え…ぇええ~~~~~~~~~~~っっっ /// ( ← 理解するのに時間を要した)

セツじゃなく私のことを、敦賀さんが好きって…?

信じられなかった…だけど、ぎゅっと抱きしめられて、熱っぽい瞳でみつめられて…
ドキドキし過ぎて心臓が壊れちゃうかと思った。

でも、こんな…ことが、私の身に起きるなんてありえない。

そうよ、これはきっと夢なのよ!もぉ~っ、私ったらいつの間に寝ちゃったのかしら。
フライトの疲れでも出たのかしらね?…それにしたって、こんなリアルな夢を見るなんて
願望にしたって、ちょっと浮かれ過ぎなんじゃないかしら??

      なんて、自分に突っ込んでみたりして現実逃避してみたけど、
潮の香りさえ感じないほど…すっぽりと敦賀さんの腕の中に包まれてるのは、紛れもない事実だった。

そっと見上げれば、じっと私をみつめる瞳と目があって、その真剣な眼差しから目を逸らせなくなってしまった。

カァーっと頬が熱くなってくるのを感じた。
きっと今の私は真っ赤な顔をしてるに違いないわ…///
耳の奥で鳴り響く破裂音(心音)はまさにバクチク祭りの再来…私の耳にはもう、目の前の波音さえ届いてなかった。

嬉しくて恥かしくて…くすぐったいような幸せを感じながら、ゆっくりと近づいてくる彼の顔をみつめた。

頬を包むように彼の手が添えられて、私は静かに目を瞑った。

目を閉じた瞬間、願ったのは…

( 夢ならどうか醒めないで        … ) 

生まれて初めて…好きな人に好きだって云われた奇跡が幻じゃないんだって…
ちゅっ…と与えられた柔らかな感触が教えてくれた。

夢じゃない…私は今、敦賀さんとキスしてる。

触れるだけのキス…の後、啄むようなキスが続いて…
チュッ…チュッ…チュゥ・・チュウ~~~~~~~~~~~~~ッッ!

「………~~~~~~~~~~~~~っっ///」

い、いつまで続くの~~~~~っっ///って、声にならない絶叫をあげながら、されるがままだった。
だってだって、私はビギナーなのよ?なのに…
息継ぎをすることだってままならないのに…
キスの合間に開いた唇の一瞬の隙を狙って、柔らかな舌が私を絡め取る。
零れ落ちる銀の雫が唇を繋ぎ、口腔内を蹂躙する激しくて甘いキスに酔わされる。

ショータローの時とは比べようも無い程、それは気持ちのいいキスだった。
ガクッと膝が落ちそうになった私を片手で支えたまま、キスはまだ続く。

与えられたキスの嵐に、彼の想いを感じて…それが、嬉しくて堪らなかった。

「もぉ…っ///ダメ…っ」

羞恥心の限界を超えたキスに、白旗をあげたのは私。
彼の胸を押しのけて刺激的なキスから逃れた私はそのまま砂浜にへたり込んでしまった。
すると、我に返ったあの人が口元を隠しながら謝ってきた。

「ごめん…///」

照れくさそうに顔を隠したまま、手を差し出してきた敦賀さんは、なんだか可愛かった。

「…部屋に戻ろう」

手を重ねて立ち上がろうとしたけど、どうしてか腰が云う事をきいてくれない。
そのことにひどく慌ててしまった私を見て、敦賀さんは嬉しそうに笑った。

…いつまでも笑い続ける敦賀さんの背中の上で、私は頬を膨らませながら部屋に戻った。

そして、撮影は順調にクランクアップを迎え、ヒール兄妹として過ごす最後の夜に…私はあの人の秘密を知った。

美しい海に誘われてみつけた海の妖精が、あの夏に出逢ったコーンと同一人物だと知った時には涙が止まらなかった。

人生で起こる すべての出来事は 偶然ではなく必然        

全部 繋がってた        
敦賀さんへと まっすぐ伸びた 布石の上に…私は本当に子供の頃から乗っていたんだってことを知った。

抗えなかったのは、それが運命だったからなんだって…素直に思えた。

彼と私を繋ぐもの… それは『コーン』だった。

*******

一瞬にして消えてしまった海の妖精…

髪や瞳の色が違っていても、服装や纏う空気がどんなに違っていても…
どんな役を演じていたとしても、私にはあの人をみつけられる自信があった。

それはきっと、想いの深さに比例するんだと思う…。

髪色を変えただけの私に、ショータローが気づかなかったのがいい例だわ。
( まぁ、アイツの事なんか別にいいんだけど… )

だからこそ、社長さんに言われ、敦賀さんへの恋心を認めた私が、あの男(ヒト)を見間違えるはずがなかった。

ただ、金髪碧眼スタイルの敦賀さんをみて気がついた事がある。

私が知っているのは、『敦賀蓮』として活躍するようになってからのあの人で、それ以前の彼について知ってることは…すごく少ないということ。

考えてみれば、好きな人なのに…本当の名前すら知らないなんて、リサーチ不足もいいところだわ。

でも、たとえどんな過去の持ち主だろうと、この気持ちが変わることはない…
それに、云いたくない過去なら私にだってある…

            私はただ彼に伝えたかった。

どんなことがあっても私だけはあなたの味方になる…
それは、セツとシンクロする感情…
そうすることで愚者と呼ばれようとも構わなかった。

ホテルに着いて窓から見えた景色が、岩場を介して昼間の場所と繋がってることに気づいた。
だから、あの人を夜の海に誘った。

「…云いたくないこと(過去)を無理に聞こうとはしない。でも、何があっても兄さんを正しく理解できるのはアタシだけ…って云ったでしょう?」

…私は誰よりもあなたのことを理解できる存在になりたい。

           『コーン』の話をしたのは、偶然だった。

金髪碧眼姿の敦賀さんを見て…コーンみたいだとは思ったけど、いくらなんでもそんな偶然あるわけないと思った。

逃げたのは…話せない事情があるからだろうと思ったから、それ以上聞くつもりもなかった。

だから、話題を変えたつもりだった。

たまたま入ったショップで、石の効能を聞いた時、敦賀さんの顔が浮かんだから…。

それに、ヒール兄妹を解消してしまったら、それまでの繋がりがすべて切れてしまうような気がして、私は、大切なこの石を敦賀さんに持ってて欲しいと思ったんだ。

アイオライトは…一途に愛を貫く人を支える…愛と結婚の守護石とも云われてるって聞いたから。

*******

帰国した私たちは、お付き合いというものを始める事になった。

ヒール兄妹が解消され、私は仕事と学校…敦賀さんも分刻みのスケジュールに追われる毎日を過ごしてた。
忙しくて会えなくても、時間を見つけては届くメールや電話で、私は十分幸せだった。

G・Wを過ぎた頃…BOX'R'で注目を浴びるようになっていた私は、身バレして…だるまやを出なければならなくなった。お世話になった女将さんたちに迷惑はかけられないし、と早々にマンションを手配してもらう為、事務所に相談に行った。すると、どこで話を聞きつけたのか、敦賀さんが私の元へやってきて云った。

「ちょうどよかった、うちにおいで」

引越しはいつにする?足りないものがあれば用意しておくからと…有無を言わせない笑顔で恐ろしい事を口走る先輩に、私は血の気が引いた。
私が敦賀さんと付き合ってることは、事務所でもごく一部の人しか知らない。
大々的にラブミー部の卒業式をしようという社長さんの申し出も断って…私は今まで通りの生活を送らせてもらっていた。
だから、事務所内とはいえ…こんな会話は非常に困る。

「もぉ~…敦賀さんってば、冗談にも程がありますよっっ」

笑顔が引き攣ってるのは、私だけじゃなかった。
遅れてやってきた社さんも、その場にいた椹さんも、敦賀さんの機嫌が見る見る悪くなるのに気づいたからだ。

「最上さんは約束を破るんだ?」

笑顔の奥の目が笑っていない…普通に怒られるほうがどれだけマシだろう。
でも、約束なんてした覚えのない私は、負けずに言い返した。

「…私…敦賀さんと何か約束してましたっけ?」

すると、今度は拗ねたような顔をして…

「アイオライト…二人のにするって云ったじゃないか!」

あの夜の会話を引き合いに出してきた。

「あー…で、でもそれは…」

私が云ったわけじゃないし…結局、『コーン』は私が持ったままだった。
煮え切らない返事をする私に彼が詰め寄る。

「…俺のこと心配じゃないの?」

「そ、それは…食事のことはいつも気になってますけど…」

周囲の視線が気になって、しどろもどろになる私に、深刻そうな顔をして彼は呟いた。

「俺…このままじゃ病気になりそうなんだ…」

「ええっっ??…で、でも元気そうに見えますけど…どこか調子が悪いんですか??」

本気で心配すると、彼から返ってきた答えは・・・

「…足らない…キョーコが全然足りない…」

ちょ、///…名前っっ 名前で呼ぶのは二人きりのときだけって云ったのに… 絶対わざとだ!
だけど、それがちょっと嬉しい…
ストレートな感情表現はお国柄もあるんだろうけど…これは反則でしょ。

「///」

さっきまで砂を吐いてた社さんが、敦賀さんに助け舟を出す。

「…キョーコちゃん、ごめん…禁断症状が出てるらしくて…俺じゃ手に負えないんだ
キョーコちゃんが一緒なら、食事の面でも安心できるし、もちろんキョーコちゃんの負担が増えないように俺も協力するからさ…考えてやってくれないかな?」


「もぉっ、社さんまで何言ってるんですか!!」

一緒に暮らすなんてそんな心臓に悪い事できるわけないっっ///
強い口調で言い返せば、今度は傷ついたような顔で言われた。

「…ひどいな、会いたいって思ってるのは俺だけ?
アイツとは同居してたくせに、俺とはできないっていうのか?」


「なっ…だから、それは~~~っっ///」

自分らしさを取り戻した彼に、あれよあれよという間に言いくるめられ、
デンジャラスな新生活が…また幕を開けることになりそう…デス。

~FIN~

というところで、終わってみる。

早売りの関西は~もう発売日~~♪

さてさて、本誌はどんな展開になってることやら、非常に楽しみです。



スポンサーサイト
web拍手 by FC2

コメント

うほほほほw

素敵な続き妄想でしたーー!いやーー、楽しかったです!
付き合い始めのメールや電話のやりとりで、幸せな気持ちになってた初々しいキョコさん。きっと携帯のメール画面みるだけで茹でダコになりまくっていたんでしょうね。
対する蓮さんは、会えない触れないで禁断症状。恋愛初心者同士といえど、お国柄やこれまでの経験でかなり差がでましたね。

こんごのキョコさんは、それに翻弄される日々が続きそうですが。

ハピエンなら問題なっしんぐですね!!

ああ、本誌も楽しみです。

Re: うほほほほw

いつもコメントありがとうございます~

二人が付き合うことになったら、こんな感じかなぁ~って…考えるのが楽しかったです。

箍の外れた蓮さんは、、、、
それでも耐えていたとは思うんですけどね、我慢が限界に達して強硬手段に。(笑)

キョコちゃんに会えなくてため息をつく蓮さんはきっと、ものすごく悩ましい色気溢れるフェロモンをだだもれにさせちゃって、、、老若男女問わず倒れる人続出!!みたいなちょっとした騒動を起こしちゃいそうですよね。
いや、きっと起こす!(笑)
だから、ヤッシーも必死…書いてて私も楽しかったです。

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

 | BLOG TOP | 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。