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☆Novel contents☆ 

本誌続き妄想ネタです。ネタバレNGな方は華麗にスルーしてくださいませ~。

ACT.206続き妄想  Fairy Magic!? ~ 原色の楽園 ~ の続きのお話です。

(それまでの話) SIDE クオン  SIDE キョーコ


        OKサインが出たのに
 食事にありつけないワンコ程可哀相なものはない (ローリィ談)

ACT.206続き妄想  Fairy Magic!? ~ 原色の楽園 ~ 番外編
…だから、ワンコは待てができない。

(SIDE クオン)

         TRAGIC MARKER 最終野外撮影(最終ステージ)が始まった。

当初の予定より一日早く、グアム入りした最上さんと…
海でばったり会ってしまった俺は、“衝動”に負けてしまった。

俺を見て…コーンと嬉しそうに呼ぶ彼女の、『敦賀蓮』では得られる事のない距離感に心が揺れた。

あの子にとって『敦賀蓮』は芝居がなければ繋がっているのも難しい存在     … 

その関係を変えたいと      … 強く願う自分に嘘がつけなかったんだ。

ここで否定すれば、もう彼女に打ち明けるチャンスはないだろう。

ヒール兄妹の関係が解消されてしまえば、俺は…また、ただの先輩に戻る…

そんな未来を変えたいと思った。だから、俺は      

素性を明かすリスクよりも、彼女に近づくチャンスを潰す事の方を恐れた俺は、どこかで確信していたのかもしれない。

あの娘なら俺を受け入れてくれるんじゃないかって…
コーンの事をずっと心配してくれていた彼女なら      … 

       事実、彼女は俺を受け入れてくれた。

ずっと騙してたんですねって…ジト目で責められる位は覚悟してたんだけど、ね?

今はまだ戸惑いの方が大きいだけかもしれない…それでも、
俺は妖精でも何でもない…『尊敬』よりも一人の男として意識して欲しいと願う…
生身の男なんだって…ずっと言いたかった。

だから、君がいつの間にか、敬語に戻ってしまったことは、正直ショックだった。
この距離は埋められないのかって…思ったから。
     でも、次の瞬間、そうじゃなかったってわかった。

…だったら、飛ぶ所を見せてっ      て…
そういった君は、コーンに向けたのとも違う…思わず抱きしめたくなるような可愛い笑顔をみせてくれた。

新しい風が吹いた           それは確かな予感。

その後、ミスウッズと彼女を迎えにいった俺は、彼女にだけわかるようにアイコンタクトを送った。
ミスウッズにも素性は知らせてないことは伝えておいたし、彼女も部屋で大人しく待ってると約束してたからって…ことで、
秘密を共有し…互いに、いつも通りを演じる俺達      

だけど、そんな彼女が時折見せる…ある表情が俺を惑わせた。

…セツを演じてるはずの彼女が、うっすらと頬を染めて俺から目を逸らす。

まるで恋をしてるかのような・・・女の子の顔をする君に、期待するなっていう方が無理だ。

ドキドキと高鳴る胸の鼓動…大きくなりすぎた想いが、衝動となってすべてを飲み込んでいく。

俺は、抗えない感情に突き動かされながらも…考えた。

( 俺は久遠の存在を許してしまった…ことになるんだろうか? )

だけど、何度考えたって…最後には同じ答えに行き着く。

俺は、あの娘が好きなんだ…アイツにも、他の誰にも渡したくないんだって      

*******

ミスウッズと別れた俺達が向かったのは、ヒール兄妹として滞在するホテル。

1日早く…長く彼女と一緒にいられる時間を無駄にしたくないと思った。

セツを演じるあの娘の後姿     二人きりの部屋。
気がついた時には、彼女の背中を抱きしめていた。

「ちょっ…兄さん?」

南国特有の空気が、いつもより大胆にさせるのかもしれない…。

後先も考えず、衝動のままに体が勝手に動いていた。

密着する肌の感触…好きな子を目の前にして、これ以上我慢なんてできるはずがなかった。

もう、クオンは解き放たれてしまった…ずっと押さえ込んでた想いと共に。

         そう…全部、可愛い過ぎる君がいけないんだよ?

「キョーコちゃん…」

耳元で囁いた声に、ビクンッと体を強張らせた彼女は、固まってしまった。
彼女の反応を探るように、確かめながら…俺はずっと言いたかった言葉を、今、伝えたいと思った。

告げようと口を開いた時、同じタイミングで彼女が動いた。
スッと体を離して…彼女は背を向けたまま云った。

「…兄さん、心配なら要らないわ、アタシ…誰にも言わないから」

心配なんて、これっぽっちもしていない…君だから、打ち明けたんだ。
それよりも、俺が聞いてほしいのは…
言葉にするよりも早く、離れていく温もりを追いかけるようにもう一度抱きしめた。

「…心配なんてしてないよ…君だから、君だけには…本当の俺を知って欲しいと思ったから…」

「……」

「君に聞いてほしいお願いは…別にあるんだ」

「…お願い?私にできることなら…」

「……キョーコって呼んでもいいかな…?」

ずっと、そう呼びたかった…特別な存在にだけ許されたその呼び方で。

幼い彼女に呼び捨てるなといわれたのは…アイツがいたからだ。

『…だからね、コーンはキョーコちゃんって呼んで?』

今度こそ俺が、君の特別になりたいんだ      … 

この距離を縮めたい…もっと、もっと   …自然と抱きしめる腕に力が篭る。

彼女の肩に頭を寄せて、距離を埋めるように密着する身体とカラダ。 

心地いい柔らかな肢体に誘われるように…彼女の首筋にキスを落とす。

白い肌に残るのは…あの日つけられなかったシルシ。

チクッという痛みで我に返ったらしい彼女が、首を押さえて慌てて振り返った。

「なっ///…えっ…やぁっ///」

首を押さえたまま、俺を指差して口をパクパクさせていた彼女は、沸騰したように身体を真っ赤にさせるとプシュゥゥウウ・・・という音を立ててその場に崩れそうになった。
慌てて、抱きとめると…潤んだ目をした彼女と目があった。

「ごめんね…君が好きなんだ…」

まだ早いってわかってたのに…抑えられなかった。

秘密を共有したいと思うのは君だけ       … 二人だけの秘密をもっと作りたい。

本当の俺を知って、俺を好きになって…俺だけを見て欲しい。

「……」

目を見開いたままの彼女をじっと見下ろして…その反応を待っていた。

すると、彼女の口が…す、き…って動いたんだ。

それは声にもならない…彼女自身、意識せずに発せられた言葉。

   え?」

思わず、フリーズしてしまったのは俺。

そんな俺を見て我に返った彼女がとった行動が物語る…真実。

(       嘘だろ? 本当に?? )


でも、それが嘘じゃないという証拠に、彼女はすごい勢いで俺から離れた。
そして、部屋の奥へ逃げ込んだ彼女は、壁を背に挙動不審極まりない言動を繰り返しながら、必死にさっきのことを誤魔化そうとしてる。

真っ赤な顔のままで         …。

そんな彼女を見て込み上げてくる想い…なんて可愛い生き物なんだろう。

思わず零れたクスッという声に、ピクッと反応した彼女は、、、今度は怒り出した。

「     また、騙したのね?
コーンも敦賀さんも、私を騙してからかって…楽しんでるんでしょうっっ…
そうよね、元々同じ人なんだもの…それが『素』なんだわっ
いたいけな乙女心を弄んで…
だけど、優しくて      …誰よりも自分に厳しくて   
冗談でこんな話をしない人だって       …わかってる」


「…最上さん…」

思わず、そう呼んでしまった俺に、彼女が近づいてくる。
ドキマギとしながら、近づいてきた彼女は…目を細めて俺をジーッと睨んだ。

まだ怒ってる…のかなと、静かにしていたら、、、にこっと微笑んで彼女が云った。

「…『キョーコ』って呼んで?」

挑戦的な顔でそういった彼女に…ドキッとした。
これから、どんどん手強くなりそうな彼女に、俺も負けてられないなって思った。

それに        OKサインは出たんだから…俺も我慢はしないよ?

*******

そして、この日から、俺達の関係は変わったんだ。

「兄さん…兄さんってば、起きて…お願いだから…遅刻しちゃう~~~~~~~~っ///」

セツから、キョーコに変わる…彼女は今、かなり焦っている。

「…ヤダ」

拗ねた顔をしてそういえば、腕の中から抜け出そうと彼女がもがきだす。
ジタバタと暴れても、外せない抱擁に彼女が困った声で言った。

「ヤダ…じゃないでしょう~~っ!さすがにもう支度しないと…」

海外ロケで、時間が限られてるから…彼女は気が気じゃないらしい。
でも、それも計算済みだ…。カインなら問題ない。

「…許容範囲だろう?」

「で、でもっっ…」

生真面目な彼女はそれでも気になるらしい。
だから、やめられない       

「…キョーコからキスしてくれたら起きる」

そういうと、ビクンっと体を強張らせた恋人は、恥かしそうに俺を見上げた。
そして目をぎゅっと瞑りながら、頬にチュッとキスをしてくれる。

「そこじゃない…」

そう云って、ジィーっとみつめていると…今度は目を潤ませて、触れるだけのキスをくれる。

照れてる姿が可愛くて仕方のない俺は、そんな意地悪がやめられない。

( 可愛すぎる…君が悪い… )

みつめて繰り返す…深く甘いキスが不埒な欲望に火をつける。
そのまま彼女を組み敷いて…結局、現場に到着したのは2時間後のことだった。

移動中、怒った彼女は口をきいてくれなかったけど、怒ってる顔も可愛い。

…そんな風に変わっていく自分が、彼女と出逢って変わっていく自分を嬉しく思う。

日本に帰れば、ここでの出来事も二人だけの秘密になるね      

( 暫くの間は、社長にも秘密にしておきたいし… )

…もっと増やしていきたいと思う   二人で共有する『思い出』という名の秘密を。

~FIN~
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コメント

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ありがとうございます。

タイトル?内容?どちらにせよお仲間認定ありがとうございます~~♪
いやぁ~、こんな展開になったらいいな妄想、、、ですが、
待たされまくったワンコの逆襲…
その反動はさぞ大きかろうと思いまして、こんな話になりました。(笑)

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