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☆Novel contents☆ 

(それまでのお話)1話 2話 3話 


CASE1  ~ 馬の骨奮闘記 ~ 4話

(SIDE 蓮)

自宅マンションへと帰ってきた俺の目の前には、今…恐怖に怯え縮こまる彼女がいる。

*******

「…それで?」

言葉少なに彼女を問い詰める…重苦しい空気の中、顔を上げた彼女は、恐る恐る話し始めた。

「…その…実は、大変申し上げにくいんですが…最近、立て続けに同じ質問をされることが増えてきて…」

「同じ質問って      ?」

…低い声でそう聞き返した俺は、苛立ちを隠す事さえできなかった。

( なんで、俺に相談しない        ? )

何かあれば一番先に、俺に相談するようにと言ってきたのに…彼女は芝居でのアドバイスは求めてきても、肝心な時…俺を頼ろうとしない。それがひどく…もどかしかった。

「悠君にも…数日前に訊かれたんです…敦賀さんと付き合ってるのって…」

       なっ…?!…あの噂が、関係してるっていうのか??

「もちろん、否定したんですけどっっ…この前、こちらに来たとき一緒に買い物したじゃないですか…そこにたまたま悠君も居合わせたみたいで、写真を撮られて…それでその…」

       脅されて付き合うことになった?!

すべての原因が俺だと知って愕然とした。

彼女に好意を寄せる男の噂を聞いては、さりげなく牽制してきた。
そんな俺の発言が噂の元となってるってわかっていても、あえて何もしてこなかった。
買い物だって・・・渋る彼女を言いくるめて一緒について行ったのは俺の方だ。

少しでも長く一緒にいたくて      ・・・それがこんな結末を招いたって言うのか??

「で、でも…大丈夫ですっ、写真はちゃんと消してもらいますからっ!心配しないでくだ…」

「するに決まってるだろうっ!データを消してもらう為に付き合う?君がそんな馬鹿なことをするとは思わなかったっっ 」

止まらなかった…俺に迷惑を掛けたくなかったからと言われても、こんなの嬉しくない。
怒りのままに溢れだす言葉、彼女は何度も謝りながら…

「すっ…すみませんっ…でも、悠君なら大丈…夫…」

その言葉を聞いた瞬間、俺の中で何かがプツンと音を立てて切れた。

俺とはスキャンダルになりたくないって言ったくせに…アイツとなら構わないって言うのか?

「何が大丈夫なんだ…アイツと俺…何が違う?…共演中なら尚更…マスコミにリークされやすいってわかってて…アイツとスキャンダルになるのは平気だっていうのか?!」

相談もせず、勝手に結論を出した彼女への苛立ちが、激しい嫉妬とともに溢れだす。

「私のことはいいんですっっ…敦賀さんの輝かしい経歴に汚点を残したくなかったから…だからっ私は…」

「それがおかしいって云ってるんだ!!なんで君と付き合うことが俺の汚点になる…?君は自分をどれだけ卑下すれば気が済むんだっっ!」

「ヒィッ」

「…彼がこんな卑怯な手を使ったのも、君が欲しいからだろう?君はもっと自覚するべきだ…自分が魅力的な女性だってことを」

「そんな…私なんて…」

冷静になんてなれなかった。考えるよりも先に言葉が口をついて出てしまった。

       だけど、俺には彼を責める事はできない。
そんな資格なんてない…先に卑怯な手を使ったのは       

二人の間に流れる沈黙…泣きそうになってるあの娘をみて…

「…ごめん…俺のせいなのに…」

「そんな、敦賀さんのせいなんかじゃ…」

「…違うんだ…俺もね、卑怯な手を使ったんだよ…」

「え…?」

自業自得だ…それなのに彼女をこんな風に責めるなんて…告白した彼のほうがまだ男らしい。

           告げるつもりなんてなかった。
いつかは…と思いながらも、行動する気なんて…

( 冗談言うなよ、もう限界だっただろ? )

他人の幸せを奪った俺にはそんな資格なんか…

( 何言ってるんだっ…誰にも渡したくないくせに…今ならまだ…)
         
わかってる…でも、ダメだ!…お前は出てくるな…っっ

( そんなに久遠(俺)が怖いのか?…俺はお前なんだぞ?
そう、…実行するだけだ…欲望のままに、お前だってわかってるはずだろ?)

       確かに限界だった…これ以上、自分の気持ちに嘘はつけない。
彼女を失ったら…俺はきっと一生後悔する。

ここが潮時…そうだ、もう、このままの関係を続ける事はできない。

       一生背負い続ける十字架…

俺の罪が許される事はないのに…そばいたいと…いて欲しいと願ってしまう。

       俺の我儘に彼女を巻き込むのか?

でも、何度、自問自答を繰り返しても…同じ答えにしか辿り着けない。

神に許されなくてもいい…彼女が許してくれるのなら…俺は…。


「…つる、が…さん?」

沈黙を続ける俺に、彼女が…心配そうな顔をしてる。

俺は、そんな彼女をじー…っとみつめたまま、告げた。

「…俺と君が付き合ってる…って噂…流したのは俺なんだ。…正確には噂になるよう仕向けた…というか」

「?!・・・な、なんで、敦賀さんがそんなこと…」

ふっと・・・苦笑を浮かべ、答えた。

「…君を誰にも渡したくなかったから…」

驚いた顔をして固まってしまったあの娘に、はっきりと告げた。

「君を…愛してる」

その途端、ぶわっと顔を真っ赤にさせた彼女は、目をグルグルさせながら…

「ふぇっ///?!…なっ…あ、愛してるって…そんな嘘つかないで下さいっっ!」

テンパMAXの彼女はそう云って、俺の想いを否定した     

ありえないと、俺をペテン師呼ばわりして、からかうなって…笑えない冗談だって…
次から次へと出てくるそんな言葉に、こめかみに青筋が立った。

一世一代の告白を嘘呼ばわりされるなんて      

俺がどれだけの覚悟で切り出したか、彼女はまったくわかっていない!

「嘘じゃないっっ!確かに君についてる嘘もあるが…この気持ちには嘘なんて一つもない!」

「…なっ/// ついてる嘘って何なんですかっっ…嘘つきの言葉は信用できませんっっ」

「それは      …聞いたら、もう後戻りできなくなるけどいいの?」

熱の篭った目でみつめながら、距離を詰めて行く俺に彼女は      

→ 5話へ続く






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コメント

とりあえず(≧∇≦)

蓮様頑張ったよ!!エラいよ!!ヘタれてないよ!!って褒めてあげたいです(≧∇≦) うん、この展開で悠君は終わったな。ひとまず安心。で、後は蓮様どこまで話すんだろう…キョーコちゃん、どこまで聞いちゃうんだろう…蓮様の言葉信じて貰えるのかな⁈ う~ん、ドキドキワクワク。久々の⁈嫉妬深い蓮様ステキ~(≧∇≦)大好物です!! 次回も楽しみに待ってます~。リアルではいろいろ大変で忙しいとは思いますが、お身体ご自愛して、出来る範囲で頑張ってください!! 雪にまみれている関東地方から応援してます\(^o^)/

うわー!!

熱の篭った目でみつめながら、距離を詰めて行く俺に彼女は!!!

って!!出た、鬼切りー!!

悶々しながら、続きを待ってます!!

(でも、お忙しそうなので、無理はしないでくださいねー)

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Re: とりあえず(≧∇≦)

蓮様の頑張り具合は…
うん、いろいろとがんばっちゃったようですよ?多分。
そんな続きのお話を頑張って書いてまーす。

Re: うわー!!

そうですね~ ここはいつもの?!おにぎりころりん…♪
続きも今頑張って書いてまーす。

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