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☆Novel contents☆ 

馬の骨奮闘記 第2弾・・・ということで、CASE2 です。

今回のオリキャラは… Mr.D ジュニア 

みーの中で、Mr.D は トラおじ様 エルトラ・デュリスだと思ってるので、、、
アメリカでのショービジネス界の成功者的な存在?!

クーのハリウッドデビューで、アルジと共同戦線を組んでる存在という前提の下、お話は進んでいく予定です。

しかし、このジュニアは…嫡子でありながら、トラおじ様の隠し子的な存在…

そんな彼が、どう絡んでいくのかは…みーにも未知数です♪   


CASE2  ~ GET THE VICTORY MARK ~  1話

      わたしは 不死蝶を探している。

・・・それは、父さんの著書の一節。

幼い頃の僕は、その蝶がこの世界のどこかに本当にいるんだと思っていた。

『…不死身の蝶…?』

『あぁ、何度でも姿を変えて生まれ変わることができるんだ』

無色透明の羽根を持つ…その蝶は、時と場所に応じてその羽の色と形を変える『変幻自在』の蝶。

幸運にもその姿を目にすることがあったとしても、唯の一人もそれが同じ蝶だとは気づかない…。

普段は、輝きも派手さもなく、ひっそりと人の目を欺いたかのようにして生きている。

      だから、見つけるのがすごく難しいんだと、父さんは言った。

『…僕が捕まえてきてあげるよ?』

『・・・にできるかな?見つけられるかどうかもわからないんだぞ?』

『父さんなら、きっとみつけられるよ!…でも、僕が捕まえたら、僕のものにしていい?』

『ハハハ、捕まえられたら、な?』

そんな会話を交わしたのはいつの日のことだったのか、、今ではもう思い出せないけど…二十歳を過ぎ、大人の仲間入りを果たした僕は、両親と同じ業界に身を置くようになっていた。
と言っても、僕は、父とは違い、プロデュース「される」側の人間だけどね。

そう、僕と父との関係は、業界でもごく一部の親しい人にしか知られていない。

…というのも、僕の母が恋多き女性だからだろう。( ← 今も現役で、、、 )

僕が覚えている限りでも、今日までの母の恋人(夫)は、両手じゃ収まりきらない。

そのことについて言及するつもりもないが、幼い僕は…母親に引き取られて育った。
物心ついたころには、何人目のパートナーが相手だったのか、僕には新しい家族ができていた。
その後もパートナーが変わる度に増えたり減ったりする家族と共に、僕は大人になっていったんだ。

まぁ、母には母の人生があるんだし…と、今はそれぞれの生活を送っているんだけどね。

母と離婚した後、ずっと独身を通していた父も、今は再婚して幸せに暮らしている。

そんな父と数年前、偶然にも仕事で共演する機会があった。
もちろん、親子である事は共演者には伏せておいた。
父さんが仕事には厳しい人だと知っていたつもりだったけど、実際…あそこまで厳しいとは思わなかった。

( 本当、あの時の父さんは容赦なかったよな…(苦笑) )

…だからこそ、そんな父さんが一目置いている女優がいるって…彼女の話を聞かされたときは驚いたんだ。

一緒に映ってる写真を見せられても、何でこんな娘が気になるんだって、初めは理解出来なかった。

その当時の彼女はまだ高校生で、東洋人特有の幼稚さというか、あどけなさの残る笑顔に女性としての魅力なんてまったく感じなかったしね。

だけど、それからしばらくして、僕は偶然…目にしたドラマで彼女を見つけた。

思わず目を疑ったよ、だって…ドラマでの彼女も、特典映像での…主演男優と並んでのインタビューも、とてもじゃないけど写真の女の子と同一人物だとは思えなかったから。

         その時、思い出したんだ。

…もしかしたら、この娘が父さんの探してた『不死蝶』なのかもしれないって    

だけど、その蝶を先に手にしたのは父さんの親しい友人だった。
彼女の活躍を知った父さんは、そのことをすごく悔しがってた。

だけど、父さんは彼女の事を諦めたわけじゃなくて…その友人に彼女の海外進出を勧めては、その機会を今か今かと待ち続けてるらしい。

そんな父さんと僕は、いつの頃からか…彼女の活躍を共通の話題とするようになっていった。

京子(キョーコ)…   彼女のすごいところは、マルチな才能が裏付けるその高い演技力だ。

料理も裁縫もプロ級の腕前で、日本古来の茶道や華道と言った作法にも精通していて、おまけに語学も堪能らしい。
勉強熱心で、クイズ番組で披露される溢れる教養と知性は、完璧なやまとなでしこを髣髴とさせるのに、バラエティ番組で時折繰り出す天然発言やコミカルな動きが、コメディアンを負かすほどの笑いを誘う…キュートな一面まで持ってる。

そして、どんなに人気が出ても謙虚な姿勢を忘れない人柄が…庶民的で気さくな一面が老若男女問わず、高い支持を集めている。

彼女はまさにエンターテイナー…見るものを飽きさせない不思議な魅力を持っている。

そう         彼女こそ、父さんが追い求めてきたFAIRY(不死蝶)なんだ。

彼女がその羽を広げていつか世界に飛び立つ日が来ると僕も父さんも確信してた。

だから、その日を楽しみに…いちファンとして彼女の成長を見守ってきたつもりだった。

        だけど、僕は彼女の変化に気づいてしまった。

いや…自分の気持ちに気づかされたという方が正しいのかもしれない。

彼女があるドラマで見せたその表情に…僕は今までに感じたことのない感情を抱いてしまったんだ。

それは半年ほど前に放送されたドラマの中で、彼女が見せた…ラブシーン。

初めての本格的な恋愛ドラマ…その主役を演じた彼女の…

         その表情に確かな男の存在を感じた。

もちろん、彼女だって年頃の女性なんだから、恋人がいても不思議じゃない…むしろ、女優としては母のように恋多き女性の方がより魅力的な芝居をこなせるだろう。
でも、僕は、清廉潔白な凛とした姿が彼女の最大の魅力だと思っていたから、ショックを受けた。

同時に、彼女のあの愛らしい表情を引きだした相手に嫉妬したんだ。

こんな感情を抱いてる男がいるなんて、君は知る由もないのに…ね。

       だから、僕は君に会いに行くことにした。

( 僕のことを知って欲しいと思った…そして、本当の君のことをもっと知りたい…って )

芽生えたその感情は、他の女性じゃ埋めることができなかったから。
だから、僕は覚えたての日本語と今の僕が持ってるすべてのものと引き換えに君を捕まえにいくことにした。

「もうすぐ会えるね…My FAIRY (僕の不死蝶)」

日本行きの飛行機の中で、僕は君を想い…小さくそう呟いた。

*******

夜明け前…薄暗い部屋の中で、突然…

「ふぇっ…っクシュンっっ」

クシャミで目を覚ましたのは、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの人気女優へと成長した『京子』こと…キョーコ。

「…ん、寒い?」

そんな彼女の背中を抱き寄せるようにして、甘い声で囁く男は…彼女の恋人でもある『敦賀蓮』こと…クオンだ。

彼女がくしゃみをしたのも…一糸纏わぬ姿で眠っていたのだから、無理もない。
そして、そんな姿で眠る羽目になったのも…仕方がないことだろう。

久しぶりの逢瀬で、彼が『待て』をできるはずもなく…
やっと恋人と呼べる関係になって半年…親譲りの重量級の愛は、まさに注がれ始めたばかりなのだから。

「…ごめんね、起こしちゃった…?」

抱き寄せられたキョーコは、身体を捻りクオンの顔を覗きこむようにして言った。
すると、ちゅっとキョーコのおでこに軽くキスを落としたクオンから、優しい声が降ってくる。

「いや、キョーコこそ…大丈夫?」

「…ん、寒かったわけじゃないの…噂…でもされてるのかしら?」

チュッチュッと…頬から首筋へと降りてくるクオンのキスに、目を少しだけ泳がせながら、次の展開に頬を赤らめるキョーコ。

「なんだ…残念、俺が、温めてあげようと思ったのに…」

その予感が的中したとばかりに、胸へと伸ばされた指先に慌てて手を掴んだキョーコは…

「…///…って、やっ///もぉ、どこ触って…ダメだってば…クオンっ!!」

制止を逃れた指先が悪戯に蠢く中、キョーコは恥ずかしそうに身体をくねらせながら抗議する。

「…目も覚めちゃったし…ダメ?」

甘えるようなその顔に弱いと知ってて仕掛けてくるクオンに、抗えないキョーコは、目をぎゅっと瞑って答えた。

「ダメ・・・ってそんな目で見てもダメっ!絶対1回じゃ済まないんだから…っっ///…昨日だってあんなに…」

手の動きが止まり、シーンと静まり返った部屋…恐る恐る目を開けると…
落ち込んだような情けない顔をしたクオンが…

「・・・足りない…」

まんまと・・・ずっきゅーん…とやられてしまったキョーコは…

「…なっ///」

更に追い討ちをかけるように拗ねた顔で甘えてくるクオンの術中に落ちていく。

「・・・キョーコが一緒に暮らしてくれるって約束してくれたら、我慢する…今は

「///今はって…もぉっ、だから、それは…っっ」

「…ダメだって言うんだろう…だったら黙って、ね」

実力行使に出てきた彼に敵うはずもなく、あっという間に塞がれてしまった唇。

もちろん、嫌なわけじゃない…甘い駆け引きだって恋人たちの大切な時間。

         やっと手に入れた愛しい恋人。

そんな幸せを噛み締めながら、彼女を味わうクオンは…

      彼女を狙うハンターが日本に放たれた事を、まだ知らない。

→ 2話へ続く




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コメント

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ドキドキしました

おぉ~~!

ねぇ~っ、クオン君は・・・さ~・・・もぉぉぉぉ・・・
久々に、悶えました
うふふっな、展開、ものすごく楽しみにしています。

うお~(≧∇≦)

ラブラブじゃないですか~(≧∇≦)
クオンとキョーコちゃん幸せそうで何よりです。
ここに馬の骨ですか~⁈ どう絡んでくるんですかね⁈
なんだか、やばそうな性格の方のようですね。
ドキドキしながら続き楽しみに待っていますね~!!

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ワオ!!

新たなるハンター登場!!

来日後にどんな嵐を巻き起こしてくれるのか!非常に楽しみです!!

Re: ……足りない‥

レスが大変遅くなりました~~、すみませぬ。
強力な馬の骨、になれるかな~ 
楽しんでもらえるようなお話ガンバリマース!

Re: ドキドキしました

レスが遅くなってごめんなさひっっ
この後もドキドキしてもらえるような展開になってるといいな。

Re: うお~(≧∇≦)

レス遅くてすみませーんっっ

うふふ、考えてみると…芸能界という舞台を背景にしてるだけあって、馬の骨は、肉食の自信家が多いかも… 
リアンも手強い馬の骨になる、、、かな?(笑)

Re: はじめまして

レス遅くなってすみませ~ん。
ようやく続きをUPできました。
楽しんでもらえるといいなぁ。

Re: ワオ!!

レス遅くなってすみませーんっ!

新たなるハンター・・・うふふ。
楽しんでもらえるといいなぁ~ 

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